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妹とともに病気の母親の面倒を見ながら生活するフォン(呉彦祖:ダニエル・ウー)は 親友のシャオフー(楊祐寧:トニー・ヤン)の兄ターカン(劉燁:リウ・イエ)に誘われ 一旗挙げるために3人で上海へと旅立つ。 そこで待ち受けていたのはナイトクラブを牛耳るマフィアの手下としての仕事。 すさんだ生活の中、義兄弟の契りを交わした3人の間に少しづつ不調和音が生まれ、 やがてそれは大きな憎しみと裏切りの道へと続いていく・・・。 う〜ん、困った。 義兄弟の契り 友情と裏切り きらびやかで美しいオールド上海のナイトクラブ 人気シンガーとワケアリのストイックな殺し屋の関係 若手人気俳優たちの起用 とまぁ私をそそるアイテムがてんこ盛りの作品だ。 にもかかわらずなんともスカスカな作品だった・・・。 古き良き時代の上海を舞台にかなり大掛かりな大作を期待させておきながら 観終わってみれば、なんともチンマイ話だったような。 全てにおいて上辺(うわべ)だけをなぞらえた感がぬぐいきれない。 まず、冒頭の3人の間に熱い友情が見えてこない。 だから後に憎しみあっても裏切りあってもどうにも感情移入がしづらいのだ。 そして一旗挙げようと故郷を脱出して上海へ行くくだりも実にサラッとしていて 気づけばいつの間にやら上海で生活している3人。 「上海へ行こう」というのが「じゃ明日いつもの大家樂で」くらいの軽さに見えた。 更にキャスティングについてもしっくりこない。 劉燁(リウ・イエ)はうまい役者でもちろん好きだが、この作品で彼が演じるターカンには 最後まで違和感がつきまとう。 なぜだろう・・・? ターカンという人物の心が見えず、紙のように薄い人物像だったからか。 張震(チャン・チェン)演じるマーク(まさか「男たちの挽歌」のマーク哥を意識して この名前にしたってことは・・・あり?)もまたタフな殺し屋には見えなかった。 いや、まぁニヒルに苦悩する張震の姿をスクリーンで拝めるだけでもそれはそれで 「ご馳走様です」な気分ではあるのだが。(笑) 舒淇(スー・チー)が演じる歌姫ルルも貫禄不足。 そして上海を追われマークとともにフォンの故郷に来てからの彼女は更に冴えない。 というのがフォンの幼なじみ(李小璐 :リー・シャオルー)の女の子が小さくて細くて いかにも可憐なタイプだったため、隣に並ぶとでかくてどうにも引き立て役だ。 (この李小璐・・・「アバウト・ラブ」の上海編で塚本高史の相手役をしていた あの可愛い女の子だったのね!) 私がこの作品に対してこれほどまでに辛口になってしまうのは・・・ 比べちゃいかん!と思いつつもこの作品のベースになっているという 「ワイルド・ブリッド」で味わった衝撃や絶望感からいまだに立ち直ることが できないからかもしれない。 ちなみに「ワイルド・ブリッド」の感想はコチラ ブラッド・ブラザーズ オフィシャルサイト 香港・台湾合作
by sabunorihk
| 2009-03-13 11:21
| 合作映画
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