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ものすごく評判がいいこの作品。 みなさんを敵にまわすのを覚悟で書くわ。 全然ノレませんでした。 いいハナシです、確かに。 劇場は午前中の回だというのにほぼ満員で、あちらこちらから鼻をすする音が聞こえ、 お隣のおばさまもハンカチを目にあてどおし。 それになんと言っても主演のカン・ドンウォンの端正な顔が物語の悲しさ、美しさを 際立たせるのでしょう。 だけど・・・・ 母親のあまりにもひどい仕打ち 不遇な子供時代 愛の先に見え隠れする「死」 なんだか無理やり口を開けさせられて餌を食べさせられるブロイラーになった気分。 ほれ、いいハナシだろう、泣け泣け!ってな具合に。 宗教がからむというのもポイントかもしれない。 私が無宗教だからだろうか。 娘を殺された母親の心がうまく理解できなかった。 娘を殺した犯人を死ぬほど恨んでいるのに「宗教」によって無理やり赦しの心へと 自分自身を持っていってしまうのは・・・正しく美しいコトだとは思うが少しばかり 「きれいごと」と私には映ってしまい、説得力に欠ける。 さだまさしというヒトがいる。 彼は歌手でもあるが小説も書いている。 そんな彼が以前インタビューで 「自分が小説を書く時、常にどうやったら読者が泣くかを考えている」 というようなコトを語っていた。 気分が悪かった。 そんな低い志で書かれた小説なんて絶対に読まない、と思った。 この「私たちの幸せな時間」もまた同様の感想を持ってしまった。 死刑になるユンス(カン・ドンウォン)が死ぬ寸前に語るシーン。 ここで泣かなきゃ人間じゃないぞ、そら泣け!ぐらいに美しい姿を見せつけられる。 こういうのにドップリ浸って心地良い涙を流せる人こそが普通なのかもしれない。 その気持ちもわからなくはないし、この作品を絶賛する意見も納得はできる。 だけどひねくれ者の私の心には響かない。 おしつけがましさばかりがとにかく鼻につく。 あまりにも美しい余韻たっぷりのラストシーンも出来すぎで、それがかえって私には 居心地の悪さを感じてしまうほどだ。 そこまで100%観る側に親切に作って手渡してくれる作品って 誰の感想を聞いても多分同じ答えしか返ってこない気がする。 それは私にとっては魅力に欠ける作品なのだ。 私たちの幸せな時間 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2007-08-16 08:09
| 韓国映画
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