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おもしろかった! この映画、結構みなさんの評価が厳しいようだったので それほど期待していなかったのがよかったのだろうか?? 勧善懲悪のヒーローもの チームを組んで悪に挑むストーリー 中国の武侠もの これらにめっぽう弱い私は馬に乗って山を駆け抜ける 七剣を見るだけでも終始ワクワクドキドキ! ツイ・ハーク監督おかえりなさい!と思わず頬が緩む 劇中戦いのシーン、特に殺し合いのシーンが多いとうんざりしそうなもの。 しかし中国映画での敵との戦のシーンには毎度のことながら目を見張る。 1つ1つの決めポーズの美しさ、テンポの良いしなやかな動きは まるで上質な舞踊を見ているようだ。 特にドニー・イェン(甄子丹)の動きの切れの良さと言ったら・・・。 最近私生活の彼は少々若作りが過ぎる、というウワサも聞くが 彼のアクションシーンを見たら「いいのよ許してあげる」と 大らかな気持ちにもなろうというものだ。 そして色使いのうまさ。 冒頭の風火連城の手下軍団(KISSもどきのフェイスメイク)が行う村人殺戮シーン。 スクリーンいっぱいに土埃が舞い上がる中、真っ赤な提灯のあざやかさ。 全体を通して押さえた色使いながら土、草、雪、空など自然を感じられる 仕上がりも気に入った。 七剣の面々は中国俳優に馴染みの薄いヒトが見たら 「誰が誰だかわからない」という声が聞こえてきそうだ。 確かに中国名での役名は覚えづらい。私も最後までよくわからなかった。 でもこの作品ではそれはそれでOKな気がする。 各自それぞれの背景(ストーリー)があるようだが、「7人揃って七剣」なのだから。 この映画では女優陣の美しさにもウットリしてしまった私。 まず天地会の指導者の娘郁芳を演じるチャン・チンチュー(張静初)。 か、かわいすぎ・・・。 ちょっとチャン・ツィイー似の彼女の可憐さといったら・・・。 私が男だったら絶対惚れる♡ 七剣の1人志邦(ルー・イー:陸毅)の恋人という役どころだが いざとなると芯の強い女性。ラストのあんたは偉かった! ところで彼女が昔好きだった男性って結局誰だったの? 昭南(ドニー・イェン:甄子丹)?それとも雲驄(レオン・ライ:黎明)? そして韓国の故郷が略奪にあい、風火の奴隷となり悲しい運命をたどる緑珠 (キム・ソヨン:金素妍)。 がっついてとうもろこしを食べて、口元にとうもろこしのカスがついていても アップに耐える美人って・・・うらやましい。 彼女とドニーはともに韓国出身という設定で2人の間の会話はハングル。 ドニーはハングルの長いセリフにかなり手こずったようで、 最終的には彼女のおでこにカンペを貼ってそれを読みながら演技したらしい。 わ、笑える・・・。 そして七剣の紅一点元英(チャーリー・ヤン:楊采妮)。 この役は原作では男性だったのをわざわざ女性に変えたらしい。 昔の恋人志邦と郁芳のラブラブぶりに思わずイライラしたりと 女心をチラつかせるシーンには好感が持てる。 アイドル時代よりも現在の方が数段イイオンナになったなぁ・・・なんてしみじみと。 マイケル・ウォン(王敏徳)もインパクトのある顔で哆格多親王としてちょこっと出演。 友情出演だからどこに出るかわかるかしら・・・?と不安だったが あのバタくさい顔を見逃すはずなかった。(笑) しかしながらこの作品の中で最優秀演技賞は馬の来福だった、 というコトだけは言っておこう。 この作品すでに続編が決定しているらしい。 多くのヒトが「必要なし!」と言いそうですが、私は待ってるわ! セブンソード オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2006-01-22 21:23
| 香港映画 さ行
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