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ブタにだって過去はある・・・! 香港映画とは結構長いつきあいだが香港製アニメというのを初めて観た。 テレビを観てもあるのは海外製アニメ(特に日本製は多いね)ばかりだし ごくごくたまにあってもそれは大陸製アニメだった。 で、「マクダル」。 このブタの存在は昔から知っていた。 キャラクターグッズを見ても何がかわいいのか見当もつかなかった。 だから日本での映画の公開が決まったと知っても観るつもりは1%もなかった。 んだが! 先日観た予告編で「けっ」が「観る!絶対観るっ!」に180度心変わり。 なぜか? キャラクターのしゃべる広東語が心地良かったからだ。 予告編で観た(聞いた)レストランのおやじの発するパッキングのゆるんだ水道みたいな しまりのないバカバカしいほど意味のないメニューの羅列。 (というこの私の文章も相当な羅列だ) 声のトーンといい語尾のしまりのなさといいまさに私の愛するTHE CANTONESE! 後で知るのだがこの声の主は黄秋生(アンソニー・ウォン)だったのね。 (あ、余談ですがアンソニー・ウォンって中国Xイギリスのハーフだそうですね。 バタ臭い顔だよな、とは思っていたけどイギリス人の血とはちょっと意外・・・) そしてパワーあふれるマクダルの母ミセス・マク。 同じシングルマザーで絵本が大当たりした「ハリー・ポッター」の作者 J.K.ローリングに対抗して息子に無理やり御伽ばなしを聞かせるちょっと迷惑な母。 こちらの声もキレが良くて、まてよ、どこかで聞いたことがあるぞ・・・ と思ったら呉君如(サンドラ・ン)でしたか! この2人のある時はミセス・マクVS医者、ある時はミセス・マクVSレストランのおやじの 会話のキャッチボールは意味がわかってもわからなくても思わず吹き出すはず。 そしてマクダルはじめ子供たちの声のかわいさったら・・・。 常々思っているのだが子供がしゃべる広東語ほどかわいらしい言語はない! というのが私の持論。(反対意見は聞こえないことにして) このアニメの中で春田花花幼稚園の園児たちのおしゃべりもまたかわいらしくって ついリピートしたくなってしまう。 これが劇場ではなくて家でDVDを観ていたら絶対一緒に後をついて 広東語の練習をしている自分の姿がハッキリと見える。 会話の内容も実生活で必要なものばかりだ。 これを覚えて即香港の街中で使ってみよう!(あぁこわ・・・) それにしてもストーリーはちょっと意外だった。 もっと甘々な子供向けストーリーかと思っていたら! なんともシュールなでもかなり大人向けなテーマが盛り込まれているのに驚いた。 マクダルを1人で育てるミセス・マクのシングルマザーとしての苦悩とか 遠い昔に去って行ったマクダルの父親(声は劉徳華:アンディ・ラウ)のエピソードとか (それをミセス・マクは昔話風にマクダルに語るのだが) 土地開発が進む香港の現状とか・・・まぁいろいろと。 マクダルがつぶやく 「パパは過去に生き、ママは未来に住み、そしてボクだけが現在にいる」 という意味合いのコトバはブタが語るには深すぎるではないか。 まさか香港製アニメに泣かされる自分がいるとは・・・。 マクダルパイナップルパン王子 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2006-06-23 20:39
| 香港映画 ま行
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