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香港マフィアのボス洪一(ユンピョウ:元彪。お久しぶりです!)が亡くなり 跡を継ぐはめになる1人息子のジョージ(ダニエル・ウー:吳彥祖)。 しかしマフィア稼業を継ぐ気がない彼に替わって友人サム(イーソン・チャン:陳奕迅)が ジョージになりすましてボスの座につくことに・・・。 最近香港映画を観るとやたらとダニエル・ウーにお会いする確率が高い。 まさに売れっ子今が旬の俳優の1人、ということなのだろう。 日本で公開される作品での彼の役どころはストイックな殺し屋・・・というのが 比較的多いが今回は跡を継ぐ気のない香港マフィアの1人息子、しかもゲイ・・・ という目先のかわったキャラ。 首をかしげ頬に手を添え考える・・・そんなちょっとしたしぐさやたたずまいが なんとなくそれを思わせて新しい彼を観た気がする。 内面的にも繊細で思慮深いジョージに比べて パカーッと竹を割ったような単純さが感動的な友人サム。 イーソン・チェンという俳優に私はそれほど馴染みはないのだが、どことなく どっしりと存在感のある俳優だ。 香港マフィアのボスに就任・・・と言われて気分は「男たちの挽歌」のマーク、という その安直さが好きかも。 そして脇を固める俳優陣の絶妙さが際立つことで更にこの作品はおもしろさを増した。 ジョージの肩腕となる組の部下ハチ(ロー・ガーイン:羅家英)とキン(チャップマン・トウ: 杜汶澤)の親子コンビの会話の絶妙さと言ったら! この2人のバイプレイヤーには敬意の拍手。 そしてジョージとサムの間で心が揺れ動く対抗マフィアのボスの娘ジュリア (カレン・モク:莫文蔚)。 好きな男がゲイだと知っても 「先天性だか後天性だか見極めてやる!後天性なら私にもチャンスがあるわ」 というポジティブさがいいわ~。 (それにしてもやっぱり彼女、ナイナイの岡村くんとうりふたつだ!) おりしも「暴力団が追放ビデオやめて」というニュースを読んだ。 子供がイジメの対象になるから暴力団追放ビデオの上映をやめてほしい、という 暴力団からの申し入れがあったという。 この暴力団の言い分にはさらさら賛成する気はないが、この作品でも 泣いて行かせないで!と頼む幼いジョージを父親が無理やり寄宿舎に入れる シーンがある。 ジョージはこれが子供を黒社会から遠ざけたいという父親の愛だったことを 父亡き後に初めて知るのだ。 どうしてこれがレイトショー公開なの!? と相変わらずの香港映画に対する風当たりの強さにブーブー言いつつ 思い切り楽しんだスティーヴン・フォン第1回監督作品。 スティーブン自身も出演しながらの監督作だが、なかなかいい感じ。 これからの監督作にも期待したい。 サミー・チェンやニコラス・チェーなどワンシーンのみの出演も花を添える中 ラストシーンにはこの映画の製作総指揮のあの陳先生もご出演。 このオマケはひとつぶで何度もおいしい嬉しいサプライズ! エンター・ザ・フェニックス オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2006-07-16 20:35
| 香港映画 あ行
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