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「大阪アジアン映画祭2006」にて鑑賞。 マイケル・ホイ(許冠文)扮する有名武侠小説家フェイは娘と2人暮らし。 もう10年以上も新作を発表していない長ーいスランプの最中。 娘のソフィア(ミリアム・ヨン:楊千嬅)に「いつまでも若くないんだから」と 憎まれ口をたたきながらも恋人ができないことを心のどこかで願っているらしい。 そんなある日家が火事になったからとソフィアの会社の社長フランキー (ラウ・チンワン:劉青雲)が転がり込んでくる。 実は以前からフランキーに恋心を抱いているソフィア。 それを知ってか知らずか始めは敵対心丸出しだったフェイだが、次第に明るく人生を 楽しむフランキーに引っ張られ気づくと夜な夜な自宅でホームパーティ。 あまりのハメのはずしように長い付き合いの恋人にもアイソをつかされそうになる始末。 そしていつしかソフィアとフランキーはお互い惹かれあうようになり フェイの父親としての複雑な胸の内に苛まれる日々が始まる。 久しぶりにマイケル・ホイをスクリーンで観た。 今や「俳優」というよりは完全に「文化人」となった彼。 この作品を観てもスクリーンを通して知識人の香りがプンプンしてくる素敵なおじ様だ。 ギャグも(自分がそういう目で見るからかもしれないが)バカギャグなのだが どこかインテリ風な趣を感じてしまう私。 (中にはどうしても笑い飛ばすことのできないギャグもあったりするが・・・) いくつになっても目に入れても痛くないほど娘がかわいくて仕方がない様子が 手に取るようによくわかって余りあるバカな行動に走る姿もとっても愛らしい。 まるっきり仕事をしていない(ように見える)経営者フランキーを演じる劉青雲。 相変わらずオンナ好きな役がお似合い・・・いや実に器用に演じている。 マイケル・ホイとの演技合戦(ギャグ合戦?)では毒さそりに刺されて お互いのお尻から毒を吸い出すシーンであまりのバカらしさに 大笑いして酸欠状態に陥らせていただきましたー。 なかなかどうしていい勝負! 小さい頃に父親から 「絶対ケンカはするな。自分みたいになったらダメだ。お前はインテリになれ」 とペンを渡され、ペン1つで人生を切り開いてきたフェイ。 だけどその戒めを破らなければならないときがやってくる。 そしてもう1つ自分の殻を破るエピソード。 過去の作品の登場人物たちに別れを告げて新たな作品に取り組むべく 一歩踏み出したのだ。 そんな彼に過去の自分の作品の登場人物たちが別れを告げにやってくる。 どちらもほんわかと心に残る暖かなエピソードだった。 ところで。 作家が作品を生み出す苦しみは先日観た「カポーティ」よりも本作の方が すんなりと私には受け入れられたような気がするのだ。 2004年 香港映画
by sabunorihk
| 2006-11-06 20:12
| 香港映画 ま行
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