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台湾の鬼才蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督が、「ふたつの時、ふたりの時間」に 登場した主人公2人のその後の再会を綴った異色ラブストーリー。 主人公の一人がAV男優との設定で随所に過激な性描写が登場することから、 本国の台湾では審査の基準を巡って社会的な論議が巻き起こった。 極限の水不足が続き、人々が西瓜ジュースでのどの渇きを癒している台湾の街。 そんな中、久々にパリから帰国したシャンチーは、偶然にも昔路上で 腕時計を買ったことがあるシャオカンと再会する。 次第に惹かれ合う2人だったが、シャオカンには彼女に知られたくないある秘密が・・・。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 随所にキッチュでポップな衣装や小道具に身を包んだ主人公たちの ミュージカル風シーンが織り込まれながら物語は進んでいく。 ほとんどセリフもなく映像のインパクトや美しさで目をひきつける作品。 お好きな方には行間から聞こえてくる愛のメッセージがたまらない作品なのかも。 でも凡人の私には全編これでもかの性描写にいささかうんざり。 申し訳ないのだがラストシーンに至っては笑いすら浮かんでしまうほどだった。 とはいえ断片的に好きなシーンはある。 アスファルトにうまった鍵。 その鍵を取ったアスファルトの隙間から湧き出る水。 (今考えるとこのシーンも性描写をイメージしているのかもしれない。) そして身体をはうアリのムズムズした感触。 でもそれが気持ち悪いからってエレベーターのたくさんのヒトがいる中 素っ裸になる必要は私に言わせれば、ない。 曲はメロディラインと中国語の組み合わせがレトロ感あふれ情感たっぷりで素敵。 だがその映像は私にはちょっとあざとく感じられた。 わざとあざとくチープに装っているのよ、と言われるだろうか。 このあたりはひたすら好みの問題だろう。 この監督が鬼才といわれるのは理解できる。 実際多くの観客がこの作品を絶賛しているらしいし、その気持ちもわかる。 ただ残念ながらこの作品とは相性があわなかったようだ。 私としては、この監督のこういう奇をてらった作品ではないものを観てみたい。 「お前はなぜこの作品の良さがわからないんだ」とあちこちから言われそう・・・。 ごめん、わからないわ〜。
by sabunorihk
| 2007-01-27 20:03
| 台湾映画
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