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「傷だらけの男たち」 ・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・・・。 邦題のセンスのなさはさて置いて。 突然自分の周りから大切な人がいなくなる。 大切な人だったとわかるのはほとんどが突然の別れの後だ。 その抱えきれない悲しみと大切な人を奪った人物に対する大きな憎しみ。 自分ではどうにもできないこれらの気持ちを抱えたとき、人は一体どうやって その日から自分の足で生きていくのだろう。 ある者は酒に逃げ道を見つけ、ある者は怒りと憎しみを支えにかろうじて生きていく。 どうして自分は助けることができなかったのか・・・そんな風に自分を責めながら。 どちらも悲しいけれど、彼らにはそうするしか生きていく方法が見つからなかったのだ。 冒頭。 2003年クリスマス。 ランカイフォン(蘭桂坊)で盛り上がる人々。 ボン(金城武)と親友で上司のヘイ(トニー・レオン:梁朝偉)は 連続女性殺人犯を追っている。 女連れでタクシーに乗り込む犯人。 それを尾行するヘイを中心とした警察の面々。 クリスマスの香港のイルミネーションをバックに車での巧みな追跡シーンで スルスルと物語に引き込まれる。 その時ボンが何気なく車から目撃する金鐘(アドミラリティ)での交通事故。 これがある意味運命の目撃だったとはボンはまだ知らない。 犯人探しがテーマではない。 始めから誰が犯人かはわかっている。 どうして彼が殺人に手を染めなければいけなかったか、 どうしたらいつまでも消えない心の傷を癒すことができるのか。 人間の弱さ、おろかさ、そして愛しさ・・・。 決して派手な大作ではないけれど、観た後にジワジワ感情が押し寄せる作品。 憎しみを解き放ち一歩踏み出すことができたなら きっとそこから本当の人生が始まるのだ。 エンドロールにあったあるスタッフの名前。 中国名 李問 → 英語名 ASK LI 「問」だから「ASK」って・・・好きだなぁ、こういうノリ。(笑) そしてもう1つ。 やっぱりエンディングテーマはできることなら香港の歌手の唄う曲がいい。 香港映画の場合エンドロールを眺めながら観終えた作品の内容を反すうするのに 詞の意味が思い切り頭に入る曲はジャマなのだ、私の場合。 そんな勝手な理由からやっぱり日本人じゃない方がよかった。 傷だらけの男たち オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2007-07-10 19:55
| 香港映画 か行
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