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父親の仕事の都合で全寮制の幼稚園に預けられた4歳のチアンチアン (ドゥン・ボウェン )。 ここでは良いことをすると先生から紙でできた小さな赤い花をもらえる。 チアンチアンは1人で服も着ることができないし、おねしょはしちゃうし、 いつまでたっても花をもらうことができないのだった・・・。 子どもたちは赤い花欲しさに「先生に褒められること」をやるようになる。 それも先生が見ていないところでやっても無駄だ、となるのは目に見えている。 それって「なぜそうすることが良いのか」は2の次なのだ。 先生がある優等生の子どもに問う。 「どうして1人で洋服を着られなければいけないのですか?」 優等生の答えはこうだ。 「そうできなければいけないからです。」(←確かこんな感じ) り、理由になっていない・・・。(笑) なのに先生も「そうですね」って、あんた。 だいたい朝みんなで縦一列に並ばせられてしゃがんで溝にウンチしろ!と言われても 無理言うなよ〜!と怒りがこみ上げてくるではないか。 そこでウンチが出た者から1人抜け、2人抜け、取り残されるチアンチアン。 焦っちゃって出るモノも出ないっつーの。 そして子どもたちを取り仕切る4人のうちリーダー格の李先生。 笑っていてもどこか怖くてチアンチアンが「李先生は妖怪だ」とふれまわってしまうのも 赤い花をもらえない腹いせからだけではない気が・・・。 とはいえ私も大人だからして、李先生の苦悩もわかる。 私が絶対できない職業の1つに幼稚園の先生というのがある。 (他にはキャビン・アテンダントもダメだ) どんなに公平に接さねばいかん・・・とわかっていたって人間好き嫌いはあるのだ。 まして理屈の通用しない野性のサルくん状態の幼稚園児が相手となっちゃ 私にとって誰にでも分け隔てなく公平にかわいがる、接するなんて神業だ。 可愛い子は可愛いし、可愛くない子は可愛くない。 (キチンと子育てをしていらっしゃるお母さんたちはこういう気持ちにはならないのだろう。 はい、私は子どももいないのでこんな身勝手な大人になってしまいました) だからいつまでも他の子どもたちのように従順になってくれないチアンチアンに 多少キツく接してしまっても私は仕方ないよなぁ・・・なんて思ったりもして。 (いや、実際李先生がチアンチアンにそんな態度だったのかどうかは定かではないが) ある日チアンチアンが女の子とお医者さんゴッコ(風)をしているのを先生に見つかる。 慌てて女の子を連れ去り先生は彼女に言う。 「男の子の前でパンツを脱いじゃダメよ」 え〜っ!! だって朝のウンチの時なんて男女関係なく全員下半身スッポンポンで 溝に並ばせてるくせに・・・! そのまま先生にお尻をふいてもらうまでみーんなスッポンポンでフラフラしてるのは 問題ないのぉ〜!? おまけに男の子が履いているズボンはお尻と前に穴があいていて チラチラとコンニチハ状態な例の大陸特製ズボンだし。(笑) あれって冷えてお腹こわさないの?と心配になったりするのだが。 子ども達の個性を排除するだの中国教育の矛盾をあぶりだすだの・・・ そんな崇高なテーマより前にただ単に不思議な教育現場だわーと思ってしまった。 あ、幼稚園をイヤがるチアンチアンに園長先生がウソくさい笑顔で ニッコリ笑って言ったセリフ。 「幼稚園がイヤだと言うけれど、こんなに楽しい時間はこの後一生ないのよ。 まぁ大人になったらわかると思うけど。 その時に幼稚園時代に戻りたい!なんて思ってももう遅いのよ」だって。 チアンチアン、うかつに信用するなよ〜! 小さな赤い花 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2008-10-20 10:34
| 中国映画
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