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バッハの無伴奏組曲第1番ト長調(G大調) マンションのG室 ゲイ(Gay) 銃(Gun) 胃がん(Gastric cancer) 売春婦(広東語でGai) Gと呼ばれる女子高生 さまざまなGに関わるエピソードと人物たちがちりばめられた物語は 冒頭シーンからかなり衝撃的。 マンションの一室でチェロを弾く青年の傍らにいきなり飛び込んでくる 女性の生首。 その女性は一体誰なのか? なぜこのような事態が発生したのか? 物語の終盤でそれが解き明かされていくのだがそこに至るまでの物語は ひたすら謎を追っていくわけではない。 胸がざわつくいくつもの断片が複雑に交錯するストーリーに 身をゆだねていると自然と冒頭シーンへと繋がっていくのだ。 このあたりのストーリー構成の巧みさが目を引く。 李卓斌(リー・チョクバン)監督にとって本作が初監督作品だと知り その完成度の高さに心底驚いた。 1作目にしてすでに風格さえ感じる出来栄え。 主演の女子高生「G」を演じる陳漢娜(ハンナ・チャン)の 透明感あふれる存在が光る。 高校生役を演じてはいるものの実年齢はすでに20代半ばだという。 全く違和感なしなのが素晴らしい。 どこかでお会いしましたよね・・・?と思いながら鑑賞していたのだが 「SPL 狼たちの処刑台」で古天樂(ルイス・クー)の娘を演じていたのが 彼女だったのね。 私は勝手に大好きな「バーディ」と同じ結末だと決め込んでいたのだ。 若い2人には自分たちで作り上げていくことのできる未来が存在するのだから 今の自分からジャンプして次のステップへと進むという意味での。 しかし監督の話によるとタイトルの「G殺」は「自殺」にも通じるという。 これを聞いた瞬間「そうだ。どうしてそれに気づかなかったんだろう」と 思わず唸ってしまった。 でもそうなるとあのラストシーンは・・・ まぁ、受け止め方は人それぞれ。 私は明るい希望的結末に決めた。 2018年 香港映画 <「大阪アジアン映画祭2019」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2019-06-28 07:25
| 香港映画 さ行
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