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香港人男性が大陸でもう1つの家族を作る・・・。 深圳に住む女子高生のペイペイ(黄堯:ホアン・ヤオ)もまた そんな家庭に育っている。 こういう話は実際に常々耳にするが 香港の妻は大陸妻の存在を知っているのか? 知っているならその上で割り切っているのか? 男は両方の家族を養っていけるほどの財力があるのか? そもそも大陸の家族を養っているのか? などなど疑問は尽きない。 大陸妻の目的は我が子の香港籍入手のみなのかもしれない。 香港籍を持つペイペイは深圳の自宅から毎日香港の高校へ通っている。 親友のジョー(湯加文:カルメン・タン)と北海道旅行をするために 軽い気持ちで始めてしまう偽i-phoneの大陸への運び屋。 制服を着た無邪気な女子高生が羅湖のボーダーを越えて大陸へ入国する、 ただそれだけのシーンがとてつもなくサスペンスフル。 ボーダーを抜けた途端鉄橋を一気に走り抜けるペイペイの姿が目に焼き付く。 英タイトルは「THE CROSSING」。 黄堯が演じる2つの国のアイデンティティを持つペイペイのはじけるような 躍動感あふれるキャラクターが光る。 杉咲花と永野芽郁をミックスさせたような容貌が可憐で透明感を感じる女優。 あの愛らしい香港の学校の制服が似合うこと似合うこと。 ところで鑑賞後に知って驚いたのだがペイペイの親友ジョーを演じた湯加文は 28歳だというではないか。 28歳で16歳を演じて違和感なしとは恐ろしい・・・。 「ハッピーパッポー」にもチョコッと登場していたが全くイメージが違っていて 女優よのぉ、と感心するばかりだ。 本作が白雪(バイ・シュエ)監督の長編デビュー作だということに驚いた。 今後要チェックな中国の女性監督が1人増えたことが嬉しい。 中国国内での公開開始とほぼ同時に鑑賞できたというのはとても贅沢なこと。 こういう幸せな機会を与えてくれた大阪アジアン映画祭さんに感謝。 ちなみにこの「過ぎた春」が今回鑑賞作品の中で最も好きな作品だった。 2018年 中国映画<「大阪アジアン映画祭2019」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2019-04-03 20:11
| 中国映画
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