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トランスジェンダーを扱った実話ベースの作品。 16年もの間ずっと借り物の人生を生きていてまるで夢の中にいるようだと 感じている男子高校生リンフォン(黄家恒:トモ・ケリー)。 そして20歳で女性としての人生を選び現在は夫とその連れ子とともに生活する ジーユー(李蕙敏:アマンダ・リー)。 この2人の「今」を軸に物語は進んでいく。 自らの決断で未来を切り開いていこうとするリンフォンの明日に エールを送る一方でジーユーに降りかかる厳しい偏見の目が辛い。 女性としての人生を歩んで長い時間が過ぎようとも彼女の「過去」を 責める人がいる。 彼らはなぜ彼女の「今」を見ようとしないのか。 この作品で主人公リンフォンを演じるトモ・ケリーは実生活でも トランスジェンダーだという。 Q&Aで現れた実物の彼女はとても美しく魅力溢れる女性だった。 おまけに日本語が私より上手い。(笑) 英語名のtomoも日本人の友人の名前から付けたという。 自分は幸いにも家族が理解してくれてそれほど辛い経験はしていないと 語っていたが決して順風満帆だったわけではないだろう。 それを笑顔で語れるしなやかな強さを彼女から感じた。 実はこの作品には彼女以外にもトランスジェンダーの俳優が複数 出演していたと言う。 必死に思い出しても思い当たる人物はいない。 「きっとわからないと思います。」 孫明希(メイジー・グーシー・シュン)監督は続ける。 「つまり彼らは私たちと何も変わらないのです。 それであればわざわざトランスジェンダーを特別視する必要もありません。」 知らないということが差別や偏見を生むのも事実だと思う。 いろいろな人と話すことでそれらを溶かしていけると思うと言った トモ・ケリーの言葉が印象的だった。 <「大阪アジアン映画祭2019」にて鑑賞> 2018年 香港映画
by sabunorihk
| 2019-03-09 06:59
| 香港映画 あ行
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