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誰も存在を覚えていない井戸、 鳴り続ける無言電話、 北朝鮮の放送がスピーカーから聞こえる田舎町、 突然姿を消した幼馴染・・・。 最初から最後まで心の中で渦巻くかすかな不安や違和感。 全てが夢の中の出来事のようで、でも燃え上がる火の如く まぎれもない現実のようで。 「パントマイムで重要なのはそこにミカンがあると思うことではなく そこにミカンが存在しないことを忘れること」 ベン(スティーブン・ユァン)という青年。 彼がジョンス(ユ・アイン)にポツリと言う 「僕は時々ビニールハウスを燃やしているんですよ」という言葉。 それが徐々にジョンスの頭を蝕んでいく。 「ビニールハウス」とは例えであるに違いない。 彼が本当に燃やしてその存在を消しているものは・・・。 そううっすらと感じさせる空気に導かれてジョンスとともに翻弄されていく 私たちだが、観終えてふと頭をよぎるのは 全てはそもそも本当に起こっていたことなのだろうか、という疑惑。 小説家を目指すジョンスはこの体験をきっと作品にする。 しかしこれは小説を書くために彼が作り上げた物語であるかもしれない。 どこから来てどこへ消えたのか、生活感が全く漂わないヘミとベンの存在。 後味が悪い。 好き、とは言うことができない。 だが心をザクリとナイフでえぐられたような感触の作品。 ただ…長さは感じる。もう少し削ってもよかった。 NHKで放送されたという90分版はどうだったのだろう。 バーニング(劇場版) オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2019-02-08 14:16
| 韓国映画
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