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何十年もの間鑑賞が課題だった作品。 このジャケットのビデオやDVDの前をどれだけ通り過ぎて きたことか。(笑) ところが待てば海路の日和あり。 ここへきて4Kデジタル修復・完全全長版が公開されるとは。 やっぱり長生きはするものである。(笑) 調べてみると従来知られている2時間弱版から今回はなんと190分。 これは劇場鑑賞出来て本当によかった。 大きなスクリーンで鑑賞する醍醐味・・・という以外に もし家での鑑賞だったら途中で挫折した可能性が大だったろう。 3時間強の内容は大雑把に分ければ 前半:若き学僧・雲青(石雋:シー・チュン)が写経のために集中できる 場所を求めて山奥へと旅するエピソード 中盤:山奥の城跡にある廃屋へたどり着いた雲青が出会う妖艶な楽娘 (徐楓:シュー・フォン)や可憐な依雲(張艾嘉:シルビア・チャン) との日々 後半:楽娘たちが雲青の持つ経典を狙う妖怪だったことが発覚し 彼らと経典を守るために現れた道士との闘い という3部構成になっている。 確認はしていないので断言はできないのだが今までカットされていたのは 前半部分なのではないだろうか。 なにしろ雲青が廃屋へたどり着くまでの旅の描写がかなり 家で鑑賞していたらここですでに挫折していた予感が。(笑) 今回は大きなスクリーンのおかげで美しい山々や自然の風景、 動物たちの映像を思い存分堪能した。 これが物語のプロローグなのだからなんと贅沢な作品なのだろう。 徐楓の妖艶な美しさは言うまでもないのだが彼女とは対極にあるような 張艾嘉の可憐さといったら衝撃的なほど。 張艾嘉といえば気の強いオンナというイメージが私の頭には こびりついてしまっているので。 戦いのツールが「音」だったり過去の知られざるネタばらしを 摩訶不思議なスクリーンに映し出すという手法も面白く目を引く。 楽娘が叩く太鼓は時には手のひらサイズになり密かに手の中で音を 響き渡らせるシーンには「そうきたか!」と思わず膝を叩いてしまう。 女性2人が輝く傍らで雲青はひたすらオドオドするばかり。 役どころのせいではあるが石雋っていまひとつ魅力を感じないなぁと 思っていたのだが彼の現在のお姿を拝見してビックリ。 年を重ねた現在の方が断然ステキ。 侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督が胡金銓(キン・フー)監督に オマージュを捧げ製作した「黒衣の刺客」にも出演していたという。 再鑑賞してみるべきか。 山中傳奇 オフィシャルサイト 1979年 台湾・香港合作
by sabunorihk
| 2019-02-05 07:00
| 合作映画
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