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すでに記憶の彼方なほど時間が経ってしまったので覚書程度に。 過去とはいえたかだか30年前の事実を映画として作ってしまう 韓国映画は凄いと心から思う。 検事、新聞記者、看守、大学生・・・それぞれ立場は違えど自分の仕事、 やるべきことに信念を貫く人々の姿が胸を突く。 そんな中彼らの信念がねじ伏せられてしまう唯一の弱点が「家族の存在」 というのがなんともやりきれない。 民主運動家が逃走時に教会の窓の外に宙づりになるシルエットが 一瞬キリストの姿と重なるシーンが強烈に印象に残った。 民主化運動に全く興味も理解も示していなかった女子学生がラストで 無心のうちに自ら闘争の中へ足を踏み入れる。 理屈ではなく何かに、しかし確かな「思い」に突き動かされて行動を起こす 彼女のような1人1人が現在の韓国を築いてきたのだ。 1987、ある闘いの真実 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2018-12-28 06:54
| 韓国映画
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