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昨年の大阪アジアン映画祭でスケジュールが合わず観逃した本作。 魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督作なのでひょっとして・・・と 踏んではいたのだが無事日本公開となり観る機会に恵まれ感謝。 「海角七号 君想う、国境の南」「セデック・バレ」と大作を好む監督 という印象だったウェイ・ダーション監督の6年ぶりの新作が バレンタインディの1日を描いたミュージカル作品というのは予想外 であり嬉しい驚きでもあった。 だが現在製作中の次回作はまたしても歴史的大作(それも3本同時 製作というから3部作?)とのことなので、その箸休め的な 少々リラックスしながら撮った作品だったのかもしれない。 それゆえ少々華に欠けるのは致し方ないところ。(笑) 物語が進むにつれその華のなさにも徐々に慣れてはいくものの 愛すべきキャラにまでは至らなかったのは残念だったが。 主演陣は初見ではあるが海角バンドをはじめとして ウェイ・ダーション作品でお馴染みの顔ぶれが次々と登場するという 楽しい演出も〇。 ただし海角バンドに関しては作品の鑑賞から時間が経ってしまったため バンドメンバーの記憶もうっすらぎみとなっていて・・・(笑)。 海角バンドメンバーで大大(ダーダー)役を演じた麥子(マイズ)が 本作ではレストランの従業員役で出演していたが、すっかりキュートな お姉さんに成長していてビックリ。 本業は牧師という「セデック・バレ」で主役のモーナ・ルダオを演じた 林慶台(リン・チンタイ) の大人のラブ・エピソードも悪くなかった。 ストーリーは至って単純明快。 でも唄って踊ってみんなハッピィになればそれで十分。 赤と緑のポストまで仲良く肩を寄せ合っていた。 (台風で傾いた例のポストを思い出したヒトも多いはず。もちろん私も) そんな中一番イケていたのは新婚カップルへ贈る市長のスピーチだったかな。 「大切なのは結果を出すこと。今すぐ結果を出しなさい」 鑑賞してないヒトは「??」でしょう、きっと。(笑) 52Hzのラヴソング オフィシャルサイト 台湾映画
by sabunorihk
| 2018-03-26 15:09
| 台湾映画
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