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これを観逃すわけにはいくまい! と思いながらも体調不良によりずっと鑑賞が保留に。 公開3週目にしてやっと劇場に足を運ぶことができた。 よかった~~間に合って。 ストーリーはそれほど複雑ではない。 だがディン(洪金寶)が抱える辛い過去と日に日に進む認知症という背景が 現在1人きりで生活するディンと周囲の人物たちとの温かな交流を 更に引き立てて心温まる物語となっている。 表情がクルクル変わりおしゃべりな少女チュンファ(陳沛妍: ジャクリーン・チャン)と口数は少ないながらも彼女を温かく見守る 隣のおじいちゃんのツーショットにはなんともホッコリさせられる。 記憶は薄れていこうとも昔鍛えた腕っぷしは薄れていかない。 敵の手足を折って折って折りまくるディンの姿に思わず拍手。 物語の序盤思わず身を乗り出した胡軍(フー・ジュン)の登場を始まりに 元華(ユンワー)、彭于晏(エディ・ポン)、馮紹峰(ウィリアム・フォン)、 元彪(ユン・ピョウ)などなどほんの1~2シーンながら出るわ出るわ・・・。 中でも特に心躍ったのはいつでも駅前のベンチで仲良くくつろぐ3老人たち。 徐克(ツイ・ハーク)、麥嘉(カール・マッカ)、石天(ディーン・セキ)。 とりわけ嬉しかったのはお久しぶりにお会いできた麥嘉! 1980年代から全然変わっていない!? 並んだ3人の顔をしみじみ見てみたら、まるで三つ子のようにそっくりな3人。 この3人がこんなに同じカテゴリーの顔だったと発見できただけでも この作品を鑑賞した甲斐があったというものだ。(そうか?) 2015年 香港・中国合作
by sabunorihk
| 2017-06-18 17:25
| 香港映画 あ行
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