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余文樂(ショーン・ユー)がチャーミング過ぎるではないか! しっかり者(にならざるを得ない)長男の苦悩などどこ吹く風な 次男ならではの大らかさ。 いや、大らかというよりも世の中に対して斜に構えて虚勢を張っている のかもしれない。 夢に描いていた自分と現在の自分の差に対するある種自嘲や投げやりさ。 刑事の仕事を捨ててまで弟である自分を助けてくれた出来過ぎな兄マン (古天樂:ルイス・クー)へのコンプレックスの裏返しがチュン (余文樂:ショーン・ユー)の言動に見え隠れする。 そして香港男子ならではのママ大好きっ子ぶりがハンパじゃない。(笑) こんなふうに危なっかしくてヤンチャで魅力あふれるチュンではあるが 私自身は長女ゆえか兄であるマンへ自然と感情移入してしまうのだ。 しっかりせざるを得ないのよ上は。辛いんだから。 たまたま私が観る作品に出ている・・・とは考えづらいのである意味旬な バイプレイヤーと言えるのではないか。 悪役を演じるのを初めて見た張孝全(ジョセフ・チャン)もいい。 家族も帰る場所もない根無し草のような男。 仲間たちだけが彼の家族であり故郷でもある。 金目的で引き受けた殺しだが慕っていた兄貴分を殺されたことで 自分たちの尊厳をかけての戦いへと変わっていく。 彼ほどドッシリとした殺し屋ではなく、小悪党っぷりが味わい深い 李璨琛(サム・リー)も負けてはいない。 最初から最後までお気の毒過ぎるいたぶられようでご愁傷さまという 言葉しか出ない役どころ。 しかしこの手の小物役に絶妙にハマる彼が好き。(←褒め言葉) ところで鑑賞後に知ったのだが尹子維(テレンス・イン)がチョイ役で 登場していたとのこと。 一体どこに!? 物語は香港の街を舞台に展開される鬼ごっこ。 中環(セントラル)のど真ん中で繰り広げられるラストの銃撃戦では 見慣れた大好きな風景に思わず頬が緩む。 シリアスなシーンだというのに。(笑) やっぱりね、大金が転がりこむと人間ロクなことにならないのだ。 どれだけ買い続けてもロト6が当たらないのは幸せなのかもしれない。 ・・・ということにしておこう。 <「未体験ゾーンの映画たち2017」にて鑑賞> 2015年 香港映画
by sabunorihk
| 2017-03-05 21:48
| 香港映画 わ行
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