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「懐かしい」という感情は自分にとっての宝物だと思う。 本年の大阪アジアン映画祭のオープニング作品だった本作。 その時は残念ながら都合がつかず観逃すハメになったものの 「絶対日本公開してくれるはず」と信じていた。 嬉しいことに本年中に劇場公開とは配給会社さんに感謝の言葉しかない。 湾生とは戦前の台湾で生まれ育った日本人たちのこと。 その数は20万人と言われるそうだ。 終戦後そのほとんどが日本へと強制送還された。 自分が何人であろうとも生まれ育った場所こそが「故郷」だ。 台湾と日本の過去には良いことばかりではなくもちろん負の部分も存在する。 それを受け入れた上で日本人を迎え入れてくれる台湾の人々の温かさが 心に沁みる。 本作に登場する湾生の方々の語り口は味わい深くウィットに富み 更に思慮深い。 そして言うまでもなく何よりも台湾への愛に溢れている。 湾生である親を持つその子供たちが足繁く台湾に通う親の姿を見て 台湾に興味を示し始める。 そして台湾に足を運んでみると彼らもまた台湾の懐の深さに触れ あっという間にその魅力に引き込まれてしまうのが スクリーンを通して伝わってくるのがなんとも嬉しい。 「アジアの中で日本のことを好意的に認めてくれる場所があるなんて 思ったこともなかった」 という湾生の女性の娘さんの言葉の率直さが印象に残る。 ・・・というわけで年明けに台湾へ行く予定の私。 まだまだ台湾については知らないことだらけではあるが 本作を鑑賞したことでまた新たな台湾に出会えそうな気がする。 湾生回家 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2016-12-31 11:03
| 台湾映画
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