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日本統治下の韓国。 国家独立を目指し、日本政府要人と親日派の暗殺を目的に召集された スナイパーたち。 彼らを率いる警務隊長が実は日本の内偵であり、陰で殺し屋を雇い スナイパーたちの殺害を依頼する。 ・・・という人間関係が物語の前半わかりづらく少々混乱したものの、 いつの間にやら物語に引き込まれあれよあれよと言う間にエンディング。 多くの登場人物たちを余すところなく適材適所に生かした演出は チェ・ドンフン監督お見事!と言うしかない。 前作「10人の泥棒たち」しかり、1つの作品の中で多くの個性あふれる 登場人物をオーケストラの指揮者の如く1つの譜面の上でまとめ上げるのを 得意とする監督なのだろうか。 キャストはチョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、オ・ダルス、キム・ヘスクと 「10人の泥棒たち」のメンバーに加えハ・ジョンウも参戦し豪華絢爛。 国家独立に燃える女性スナイパー、アン・オギュン(チョン・ジヒョン)を 姉妹生き別れの双子に設定してどういう見せ場にするのだろう・・・と 思っていたら、後半「おお、そうきたか」という上手い展開に。 時代に翻弄されながらもそれぞれが選んで生きた人生はどの人生も 重く美しい。 当時京城(ソウル)に存在した三越百貨店の華やかな佇まいと その存在感に圧倒された。 売り場から商品をなくして結婚式会場にしてしまうエピソードに 目が釘づけ。 この作品の影の主役はこの三越百貨店だったのではなかろうか。 暗殺 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2016-09-17 06:39
| 韓国映画
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