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良作! まだご覧になっていない方は是非。 インドに住む料理が得意な普通の主婦シャシ(シュリデビ)。 良き妻、良き母、良き嫁でありながらも「英語がしゃべれない」という 理由だけで夫や娘からからかわれ笑われる… 日本とインドでは状況は異なるとは思いつつ、 英語が喋れることよりも他人を思いやる気持ちがない人間の方が どれだけ卑しいかわからんかいっ!と特にシャシの娘に対して 敵意すら抱いてしまう私は完全にシャシ側の英語を得意としない部類の 人間だからに違いない。 そんなシャシが姪っ子の結婚式の手伝いのために 家族より先に1人ニューヨークへ行くはめに。 初めて1人で乗る国際線の飛行機 初めての入国審査・・・ シャシの不安と心細さはそりゃもう手に取るようにわかる。 特に彼女は今まであらゆるシーンで夫に頼りながら生活してきたのだから。 それでも人生捨てたもんじゃない。 ニューヨークへ向かう機内で隣に乗り合わせた男性が まごつくシャシに手をさしのべてくれる。 「なにごとも初めては1度だけ。だからそれを楽しんで」 そう言ってグッドラックとニューヨークの空港へと消えたこの男性・・・ 彼の人生も覗いてみたいと思わせるほど魅力的な人物だった。 ニューヨークの街で最初にシャシが経験する苦い洗礼。 注文にまごつき、あせるあまり更に失敗を重ねてしまう。 パニックに陥ったシャシは店を飛び出し思わず涙涙。 ああもう、見ているだけで私の胸もバクバク。 だって他人事とは思えないー!(笑) シャシの後ろに並ぶ男性、イイヒトそうなのに助けてあげてよ~と 思っていたら彼もまたニューヨークに暮らす異国人、 シャシと同様に英語に不慣れなフランス人だったのね。 その国の言葉を学ぼうとするときに上達が早いヒトの動機は 個人的には2通りあるように思う。 1つ目はミーハーな理由。 お気に入りスターと言葉を交わせるようになりたい、なんていうヤツ。 そして2つ目は口惜しい経験が原動力になっている場合。 言葉が出来ないことで言われ放題。 うまく言い返せなくて悔しい思いをしたから…なんて感じで。 「4週間でマスターできる英語教室」に通うことを決意したのだ。 この問い合わせを電話でしてしまうあたり、思わずスゴイ!と感心。 だって電話だもの。 相手の姿が見えないから言葉で勝負するしかないツールなのに。 この時点で彼女はきっとやり遂げるに違いないと私は確信。 国際色豊かなシャシのクラスメートたちが楽しくて魅力的で。 ニューヨークでたくましく生きていく出身地も年齢も性別も職業も なにもかもが違う…でも目標は一緒の仲間たち。 彼らはシャシにとって心強い存在、そして同志となった。 きっとこれから先、住む場所は離れてもずっとずっと大切な仲間として 友情を深めていくに違いない。 そして学校に通うことでシャシが得たものは英語だけではない。 ステキな仲間と先生はもちろん、自分自身に誇りを持つこと、 当たり前の日常の中にこそある幸せを再確認する力。 私たちも一歩踏み出してみると今までくすんでしか見えなかった日常が 眩しい光に輝いていることに気づくことが出来るかもしれない。 マダム・イン・ニューヨーク オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2014-07-27 20:48
| インド映画
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