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67分という潔い短さ! しかしそれに反してたっぷりと長編を楽しんだ幸福感に包まれる作品だ。 ずばり加瀬くんの話す英語が好き。 心地よいのだ。 好きな人に会いたくて韓国へやって来る日本人のモリ(加瀬亮)。 彼女の住むマンションの近くに宿を決め彼女を訪れるが彼女は不在。 マンションのドアにメモを貼り、 毎日部屋を訪れるものの彼女に会えないまま毎日が過ぎていく。 宿と彼女のマンションの途中にある 「自由が丘8丁目」というカフェ。 その店の女性オーナー(ムン・ソリ)や宿の女主人、 その甥との互いに異国語(英語)での交流から始まり 少しづつ深まっていく関係を見ながら、新たな繋がりというのは こうやって広がっていくのだと改めてしみじみと思い知る。 そして自分の思いをきちんと自分の言葉で表現できるモリの姿に好感を持つ。
ストーリーはいたってシンプル。 だが時系列通りに物語は進んでいかないことで 物語に不思議なリズムが生まれる。 モリが絶えず持ち歩く本のタイトルが「時間」なのも意味深ではないか。 考えてみたらどこまでが真実でどこまでがモリの夢なのだろう。 なぜならば唐突なシーンが複数あるのだ。 一番不思議なのはモリがラストで好きな女性にようやく会えて そのまま2人で日本へ帰るというエピソード。 あまりにもあっけなく手に手を取り合い去ってしまう。 その後の2人についてはセリフで語られるのみ。 これはひょっとするとモリの空想なのではないか。 ラストのラストに語られるカフェの女性オーナーとのエピソードを見ると ひょっとしてこの2人が一時的に急接近したこともまた 現実ではなかったのかもしれない。 カフェの女主人が飼っている犬の名前もハングルで「夢」だったっけ。
by sabunorihk
| 2014-12-20 09:37
| 韓国映画
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