★掲載画像について★
このブログに掲載されている 画像の転載を禁じます。
カテゴリ
全体 香港映画 あ行 香港映画 か行 香港映画 さ行 香港映画 た行 香港映画 な行 香港映画 は行 香港映画 ま行 香港映画 や行 香港映画 ら行 香港映画 わ行 台湾映画 中国映画 韓国映画 タイ映画 シンガポール映画 インド映画 合作映画 その他映画 香港ドラマ 香港よもやま話 香港映画雑記 ごあいさつ 年間ベスト10 未分類 以前の記事
記事ランキング
タグ
劇場鑑賞(425)
DVD・VCD・ビデオ(144) さ行(113) か行(102) あ行(101) は行(95) た行(86) スカパー(43) ら行(40) ま行(34) な行(16) わ行(14) や行(10) 最新のトラックバック
ブログジャンル
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
画像一覧
|
伯母の住む釜山へと移り住むドクス(ファン・ジョンミン)。 父親との別れ際の約束を守り、長男として家族のために懸命に働き続ける 彼の人生を描いた激動の物語。 朝鮮戦争、ドイツの炭坑への出稼ぎ、ベトナム戦争への出兵・・・。 船乗りになるという夢を諦め、命の危険と隣り合わせの選択をするのは 全て家族のため。 「お兄ちゃん、もういいよ!十分だよ!!」 そうドクスに言ってあげたくなってしまう。 なのに妹ときたら自分の結婚式を盛大にやりたいからと兄に ベトナム戦争行きを勧めるなんて・・・。(怒) 彼女を殴りつけたくなったのは私だけか? だけどドクスもそれが当然とばかりに妹のためにベトナム行きを決める。 (実はお金を稼ぎたい理由が他にもあったわけだが) 激動の時代を生き抜いたドクスだが、物語は決して暗いわけではない。 辛く苦しいドイツでの炭坑夫としての生活の中でも 妻となるヨンジャ(キム・ユンジン)との出会いや仲間との友情や絆など 普通の若者たちとしての姿もまたそこには存在する。 更には現代(ヒョンダイ)の創立者チョン・ジュヨン、 韓国第一号のファッションデザイナーとなるキム・ポンナム、 国民的歌手のナム・ジンらの若かりし頃のエピソードも物語に絡ませることで 随所に微笑ましいエピソードが散りばめられ、明るい未来へと進んで行く 希望に満ちあふれた時代の韓国が描かれている。 物語は年老いたドクスが過去を回想する形で語られていく。 すっかり老人になったドクスは周囲からすると頑固な老人。 子供たちからダサ過ぎる店名と言われながらも「コップンの店」という 名前を変えず、業者の勧誘にも耳を課さず店を手放さない。 韓国で一番の歌手はナム・ジンだと言い張って妻と大ゲンカをする。 しかしそれらの1つ1つに実は彼なりの深い意味があるのだ。 ドクスが物語の最後に自分の人生を振り返り写真の父親に 本音を語るシーンには思わず涙。 原題は「国際市場」。 それを邦題ではあえて「国際市場で逢いましょう」にしたのだが ドクスの気持ちを表すこの邦題はなかなか良いな、と鑑賞後に納得。 いつの日か父親とこの場所で再会することを願い続けることが 彼の支えとなっていたに違いない。 公開後すぐに鑑賞したのだが、事前の劇場情報では「かなりの混雑が 予想される」とのこと。 主演のファン・ジョンミンはお気に入りの俳優ではあるが、 彼目当ての韓流ファンが押し寄せるような類の俳優だとは 思っていなかったためかなり驚いたのだが・・・ 全く見当違いだったのね、私。 ベトナム戦争でドクスの命の恩人となる若かりし頃の国民的歌手 ナム・ジンを演じていたのが東方神起のメンバーだったと後から知り ああ、なるほどと納得。 ところで本作でいわゆる普通の青年を演じるファン・ジョンミンを 初めて観てしまったような気がするのだが、普通の彼(って何だ)が お気に入り俳優尹子維(テレンス・イン)にめちゃくちゃ似ている! という衝撃の事実に気づいてしまった。 尹子維(テレンス・イン)(香)-ジェームズ・フランコ(米)- ファン・ジョンミン(韓)という同じ系列顔トライアングルが 見事に私の中で完成した。 もちろん賛同はほぼないと思っているが。(笑) 国際市場で逢いましょう オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2015-05-27 07:38
| 韓国映画
|
ファン申請 |
||