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がしかし。 本年の大阪アジアン映画祭鑑賞作品でなぜか唯一感想を書いていなかった本作。 自分なりのケジメとしてやはりここは一言メモでも感想を残そうではないか。 彭浩翔(パン・ホーチョン)監督作に過度の期待はしていない。 それが功を奏したのか悪くない作品だった。 (なんて偉そうに言ったらたくさんいる彭浩翔ファンに無言電話を かけられそうだ 笑) 父親とその娘と息子からなるチェン一家のそれぞれの家族の物語。 母親はすでに亡くなり父親(吳孟達:ン・マンタ)には結婚を考える 愛人がいる。 娘(楊千嬅:ミリアム・ヨン)と医者の夫(曾志偉:エリック・ツァン)の間に 子供はなく夫は看護婦と浮気中。 息子(古天樂:ルイス・クー)は人気予備校講師で妻(梁詠琪:ジジ・リョン) との間には美しい妻に全く似ていない1人娘(李汶桂:マーガレット・リー)がいる。 ストーリー以前にこの豪華なキャスティングだけで香港映画ファンは 満足しそうではないか。 3つの家族の中で一番印象的だったのは息子ワイトウの家族の物語。 美男美女カップルの間に生まれた1人娘。 ところがその娘はどう贔屓目に見ても美少女とは言い難い。 もちろん人間の価値なんて容貌で決まるわけではないし、 何よりも血を分けた我が娘が可愛くないはずはない。 ワイトウもこの娘を「ブー子」と呼びながらも精一杯の愛情を注ぐ。 しかしブー子に教えるのは武道や切れた電球を自分で交換する方法だ。 そんな夫に異議を唱えブー子に女の子らしい格好をさせる妻ワイチン。 しかし頭の大きなリボンとヒラヒラのドレスはお世辞にもブー子に 似合っているとは言い難く・・・。(笑) 「この子は将来男にチヤホヤされてなんでもやってもらえる女性にはならない。 だから今のうちから全て自分で出来るようにしてやるのが親心」 自らをプロデュースし予備校講師という事業に成功しているワイトウらしい 論理的といえなくもない持論だ。 しかしこんな両親の小さな衝突を横目にブー子はマイペース。 「ブー子」と学校で男子にからかわれても得意の武道で相手を投げ飛ばし 「私をブー子と呼べるのはダディだけよ!」と豪快に言い放つ。 ブー子、最高! ワイトウが心配するまでもなく聡明なブー子はキチンと自分と向き合い 自然体のまま魅力的な女性に成長するに違いない。 父との間に長年に渡る確執があったり・・・。 どこの家族にだってさまざまな問題はつきものだけれど 興味深いのはそれでもなお、週末のランチはチェン一家総出で ともに食事に出かけること。 案の定食事をしながらケンカ腰になったり会話が全然弾まなかったり。 なのに彼らは当然のように毎週末顔を合わせる。 そんな香港家族の風景を眺めながら思わず頬を緩めてしまうのだった。 2014年香港映画<「大阪アジアン映画祭2015」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2015-08-18 11:48
| 香港映画 あ行
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