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久しぶりに懐かしき80年代の香り漂う香港映画を観た。 観どころはアクションのみ。 それでいいの。いやいや、それがいいの。 いきなり登場する安志杰(アンディ・オン)と尹子維(テレンス・イン)の お気に入りコンビに思わずアドレナリン大放出。 北京語と英語で自由奔放に会話する安志杰のセリフの目まぐるしさに心躍り ラストの甄子丹(ドニー・イエン)との死闘での不死身さに笑いがこみ上げる。 崖から転落する車から一体どうしたらあれほど鮮やかに脱出できるのか。 イリュージョン! 安志杰に比べるとかなり露出の少ないチンケなチンピラ役の尹子維。 常に思うことだが香港映画界は彼を過小評価し過ぎていないか? ファンの欲目というやつだろうか。 中国公安の女性刑事役(景甜:ジン・ティエン)も大健闘。 カーチェイスシーンで車から振り落とされそうになる彼女は さながら「ポリス・ストーリー」のジャッキーのようだ。 どんだけマザコンなのだ。(笑) (ま、一般的に香港男子はみ~んなママが大好きだけど) 結局のところ最終的に義兄弟のサニー(安志杰:アンディ・オン)を 許せない!と怒りが爆発したのは「ママを殴ったから」だもの。(笑) 彼の首に入ったタトゥーはどう見ても「つるし」と読めるのも可笑しくて。 そしてそしてなんといってもホンを演じる鄒兆龍(コリン・チョウ)! 茶餐廰で食事しながらミルクティーを飲む姿の愛らしさったら。 残念だったのは彼のアクションシーンがなかったこと。観たかったなぁ。 彼が主演する日本映画「人を乗せる~But Life Goes On~」の公開が 今から楽しみで仕方ない。 香港・中国合作
by sabunorihk
| 2015-03-03 16:50
| 香港映画 さ行
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