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今年の大阪アジアン映画祭ではタイ映画は本作のみ。 しかしこの作品の上映は、なんと本国タイでの公開よりも先の世界初上映だという。 そんなワケで観逃すなんてありえない!と張り切ってABCホールへGO! 憧れのスターと恋に落ちる。 ・・・なんてコトはきっと誰もが1度は夢見たことがあるはず。 主人公ヌーナー(サーイパーン・アピンヤー)もまたそんな女の子の1人。 日本のロックバンドのヴォーカリスト、マコト(越中睦士)の熱烈なファンである彼女は 日本語を勉強し、恋人クローン(セータポン・ピヤンポー)もそっちのけでマコトに夢中。 そんな彼女がバンドのミュージックビデオでヒロインを演じられるという オーディションに見事に合格しマコトと急接近することになる・・・。 ヌーナーの一喜一憂で振り回され通しの恋人や友人たち。 ヌーナーとマコトの関係を軸に描かれる彼女を取り巻く仲間たちの 恋愛事情が楽しくて切なくて。 ヌーナーの恋人クローンをひそかに想う義理の弟、 そんな彼に想いを寄せる同級生仲間。 ヌーナーの親友でありながら彼女を想うハム(スパナート・チッタリーラ)、 一方でハムを見守るトンの温かいまなざし。 この物語で描かれる「好き」という想いに性別の垣根は一切ない。 垣根を取り払うことで生まれた自由さが私にとっては心地良いことこの上なし。 本作のタンワーリン・スカピシット監督自身もまた男性でありながら 女性として生きる、いわゆるトランスジェンダーだという。 少女漫画テイストでハイテンションな物語の中にもスカピシット監督独特の 世界観が広がりすっかり監督のファンとなってしまった私。 登場人物の中で特に印象に残ったのはヌーナーの親友、 ハムを演じたスパナート・チッタリーラ。 彼女が登場したファーストシーンで男の子なのか女の子なのかわからず それでもその中性的な魅力に思わず目が釘付け! 決して実を結ぶことはないヌーナーへの想いを曲にして唄う姿の愛しさ。 伸びやかな歌声が心地良いエンディングテーマ曲ももしかして・・・と思ったら やはり彼女が歌っているそうだ。 昨年私が観逃してしまった「ジェリーフィッシュの恋」にも主演しているというので 要チェック! ・・・ところで物語のラスト。 普段の生活に戻った彼らのそれぞれのシーンが映し出されて 微笑ましかったり、ちょっと切なかったりするワケだが、 その彼らが「制服」を着ているのを見てビックリ! えぇっまさか、あんたたち高校生だったの!? (大学生なのか?それならまだ納得・・・) <「大阪アジアン映画祭2014」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2014-03-21 22:36
| タイ映画
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