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鑑賞寸前までなぜか張震(チャン・チェン)が出ていると勘違いしていた。 我ながら一体何を根拠に?? 鑑賞前に考えていた作品とは大きく違っていた。 それは本作が決して痛快アクション活劇ではないということ。 断っておくが決して悪い意味で裏切られたとは思っていない。 ただ武器としてのフライング・ギロチンの活躍を期待し過ぎてしまうと 期待はずれになってしまうかもしれない。 第5代皇帝の雍正帝(この人物を演じているのがまさか アンドリュー・ラウ監督だったとは・・・)が自分に反目する者たちを 排除するために秘密裏に結成された暗殺軍団「血滴子」。 彼らの武器であるフライング・ギロチンがその魅力を思い存分発揮するのは 物語の冒頭のみ。 もうねー怖いのよ、ギュルンギュルンいって。 血滴子たちの手に持つカーブした形の剣の上で宙に浮いた状態で 円状のギロチンがギュルンギュルンと加速しながら回転してスタンバイ。 これをコマ回しの如く剣を振ってギロチンを飛ばす。 するとブーメランのようにギロチンが唸りを上げながら空に舞い敵の首を捉える。 私はてっきりこのギロチンがそのまま敵の首を切り落とすと 思っていたのだがさにあらず。 これがスポンと敵の首にはまり、その後・・・嗚呼恐ろしや。 とついついフライング・ギロチンの魅力を語ってしまうが 物語は銃部隊ができたことで一転皇帝の汚点扱いされ 抹殺の運命をたどる血滴子たちの生きざまを描いた作品だ。 幼い頃から殺戮マシンとして育てられた彼らは敵を殺すこと以外生きる術を持たない。 皇帝のために戦いながら最後には皇帝によって闇に葬られ、 彼らが生きた証すらどこにも残されていないということがあまりにも悲しい。 清朝打倒を掲げる革命闘志のリーダー天狼(黄暁明:ホァン・シャオミン)もいい。 やっぱり男前ね~としみじみ顔を眺めてしまった・・・。(笑) 血滴子のリーダー的紅一点穆森を演じる(李宇春:リー・ユーチュン)は 「孫文の義士団」にも出演していたがピーター・チャンの秘蔵っ子・・・ というワケではないのか? 彼女は実に時代劇が似合う。 逆に現代モノのラブストーリーなんて想像もつかないくらい。(笑) このヒトの顔って不思議だ。 決して美人ではない。 特に横顔は鼻ペチャ顔もしゃくれた感じすらする。 だけどふとした瞬間にとびきりの美人に見えるのだ。 しかしなんといっても本作一番のハマり役は余文樂(ショーン・ユー)。 皇帝のためならなんでもやる冷血漢。 あの四角い顔と丹精なマスクが役柄と見事にマッチ。 それでも彼は最後まで冷(阮經天:イーサン・ルアン)のことを兄弟として 慕っていたのが垣間見えて少しばかり切ない。 幼い頃の彼と冷の運命が逆になっていたとしたら・・・ そんなことを考えてしまうのはきっと私だけではないはずだ。 そしてそしてもちろん忘れちゃいけない。 特別出演王羽(ジミー・ウォング)に最敬礼! フライング・ギロチン オフィシャルサイト 香港・中国合作
by sabunorihk
| 2014-01-27 22:05
| 合作映画
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