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1,700世帯の住居に展望レストランを併設する商業施設高層ビル「スカイ・タワー」。 クリスマスイブの晩その上層階で火災が発生してしまう・・・ 「高層ビル火災によるパニック映画」といえば私ならずとも思い出すのは 「タワーリング・インフェルノ」だろう。 上層階に取り残され逃げ惑う人々、体面を取り繕おうとするビル管理者、 命をかけて救助活動に向かう消防士たち。 ベースとなるストーリーはどうしても似てしまうのは仕方がない。 しかしそこは韓国映画。 自分の任務を果たす消防士の姿が淡々と描かれていた「タワーリング・インフェルノ」 とは違い、本作では消防隊長(ソル・ギョング)のプライベートのエピソードを織り込み 最後には涙をさそう。 個人的にはこの手のお涙頂戴エピソードは蛇足に思えて仕方ないのだが・・・。 2つのビルを空中でつなぐガラス製の渡り廊下。 足元もガラス張りなんて、あんな悪趣味なシロモノを作る人間の気が知れない。 火災でいつ崩壊するかわからないその渡り廊下を一歩踏み出すごとにピシッ メリッという音をたてながら進んでいくシーンはあまりの恐ろしさに卒倒しそうになった。 行くも地獄、帰るも地獄。嗚呼恐ろしや・・・。 「はしご車が届くのは19階までです」 消防署長(アン・ソンギ)がそう告げるセリフがある。 今後韓国のホテルに宿泊する時には19階以下にせねば!と肝に銘じる私なのだった。 ザ・タワー 超高層ビル大火災 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2013-09-27 23:54
| 韓国映画
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