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「殺人の追憶」でも題材となった実際に韓国で起こった未解決連続殺人事件。 本作もまた同事件をモチーフに制作されたという。 連続殺人事件から15年。 時効が成立したのを見計らい1人の男が「自分が犯人だ」と名乗りをあげ、 告白本を出版するとマスコミに発表する・・・。 ほうほう、なるほど、おや?あら〜っそう来たか! 同じ事件を扱っているものの「殺人の追憶」ほど硬派ではなく、 もう少しエンターテイメント的味付けの作品とでもいうのだろうか。 これはこれでアリだな、となかなか面白く鑑賞した。 殺人事件から15年後に名乗りをあげた犯人がかなりの美形だったこともあり 世間からははからずも英雄扱いされるのが違和感を感じつつも その反面、実際にありそうなハナシだと妙にリアリティも感じたり。 犯人役のパク・シフが私にはミッチーに見えて困ったけれど。(笑) 更にこの事件で身内を殺害された被害者家族たちの微妙な連帯感が 次第に強くなっていく様子もうまく描かれていてラストでは図らずもホロリ。 やっぱり彼目的のマダムたちはエンドロールになるといきなり友人同士で 興奮さめやらぬ感想を述べあってしまうのね、我慢できず。 できればそれは劇場を出るまで我慢いただけないでしょうか・・・。
by sabunorihk
| 2013-07-30 08:13
| 韓国映画
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