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私たちがこの作品を観て「サイコー!」と大笑いするのの間には 一体どれほど大きな隔たりがあるのだろう。 〇飛機やら〇IUやら〇街やら・・・ これほど多くの粗口(チョウハウ)の羅列を耳(そして目)にした作品は初めてだ。 でもだからといってこれらが粗口だという後付けの知識しかない外国人の私には 所詮香港人の粗口に対する感覚は理解しきれない。 だから皮膚感覚でダイレクトに笑えないのが悔しいったらありゃしない。 バカ映画は大好きだがあまりにも下品なのはちょっと・・・な私としては 決して手放しで大好き!とは言えない作品だ。大笑いはしたけど。(笑) だがエピソードはお下劣でも実はストーリーは意外とシリアス。 杜汶澤(チャップマン・トウ)が演じるプロデューサーという仕事の大変さを 彼が切々と語っていくのだ。 それはもう語るは涙、聞くは大爆笑という実話を交えたエピソードの数々で。 (ちなみに劇中これでもかというほど出てくる「プロデューサー」という言葉のおかげで わたくし本作でプロデューサーという広東語を完璧に覚えることが出来た。(笑)) 資金を出してくれる人物は神様。 だからどんな無理難題でも体を張ってご要望に答えなければいけないのだ。 仕事にあぶれた監督が主婦相手の雀荘でバイトをしながら待っているから。(笑) 役にたたないくせにやたら会話に英語が混じって、やれセクハラだパワハラだ訴訟だと 煩いことこの上なし。 そうそう、本作を観て1つ小さな発見が。 プロデューサーが3級片の主演男優を呼び止めるシーン。 「葉 山豪〜!」 誰々?イップさん? と思ったら葉山豪が本人役で登場していた。 改めて彼の名前って中国人っぽいことに気がついた。(笑) タイトルどおり「低俗喜劇」ではあるかもしれないが、 それでも製作期間12日という昔の香港映画製作さながらの手法で作られたことや 公開に際してあーだこーだ難癖つけて作品の結末まで変えさせてしまうような 中国に対して「公開できるもんならしてみろ!」という挑戦状的な内容など 彭浩翔(バン・ホーチョン)監督の心意気には拍手喝采を送りたい。 嗚呼、香港映画バンザイ! 2012年香港映画<「大阪アジアン映画祭」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2013-03-28 14:08
| 香港映画 た行
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