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なんて楽しい映画なのだろう。 内容はもちろん、まず遊び心溢れたその企画に心躍る。 徐克(ツイ・ハーク)が林嶺東(リンゴ・ラム)と杜琪峰(ジョニー・トー)に 声をかけたことでスタートした3人の監督で1つの作品を制作するという なんとも贅沢な映画。 物語は徐克→林嶺東→杜琪峰の順で30分の短編をバトンタッチしていき、 ストーリーは前の監督の展開を見てそれを次の監督が引き継ぐ形でつなげていく。 金に困っている3人の男たちの前に現れた1人の見知らぬ男性。 彼は「興味があれば連絡を」と1枚の名刺と金貨を置いて去っていく。 翌日3人が男と連絡を取ろうとするとすでに男は死亡していた・・・。 3人が偶然手にいれた秘宝。 サン(任達華・サイモン・ヤム)が妻のリン(林熙蕾:ケリー・リン)に飲ませる謎の薬。 夫に殺されると怯えながら愛人である刑事ウェイ(林家棟:ラム・カートン)に 夫殺しを依頼するリン。 秘宝を3人から奪おうと画策するウェイ・・・。 前半部分ではかなりシリアスな展開だったにもかかわらず 途中でヤク中の林雪(ラム・シュッ)が登場するあたりから徐々にコメディ色がチラつき エンディングではすっかりサスペンス・コメディとして着地していたような。 なんとも不思議なテイストの作品だったが、それも「監督が3人」とわかれば納得だ。 冒頭のシリアスな展開部分は杜琪峰が担当し、ドリフのコントかよ!と 思わずツッコミを入れたくなるラスト部分は徐克に違いない・・・と思っていたのだが 実際は逆で少々意外な気がした。 私もまだまだ修行が足りないようだ。(笑) 主役の3人組に香港映画では露出度が極めて高いお馴染みの任達華と古天樂 (ルイス・クー)に加え、大陸から孫紅雷(スン・ホンレイ)が加わり 面白いトライアングルが出来上がった。 2人は広東語、1人は北京語で会話を成立させるという外国人から見ると 不思議な光景も中華圏映画ならでは。 林家棟が珍しく怖い男を演じているのも新鮮だった。 悪い林家棟も結構ステキかも。 林雪は相変わらずな役どころだったけどね。(笑) 2007年 香港映画<「ニュー香港ノワール・フェス」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2012-10-26 06:02
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