★掲載画像について★
このブログに掲載されている 画像の転載を禁じます。
カテゴリ
全体 香港映画 あ行 香港映画 か行 香港映画 さ行 香港映画 た行 香港映画 な行 香港映画 は行 香港映画 ま行 香港映画 や行 香港映画 ら行 香港映画 わ行 台湾映画 中国映画 韓国映画 タイ映画 シンガポール映画 インド映画 合作映画 その他映画 香港ドラマ 香港よもやま話 香港映画雑記 ごあいさつ 年間ベスト10 未分類 以前の記事
記事ランキング
タグ
劇場鑑賞(425)
DVD・VCD・ビデオ(144) さ行(113) か行(102) あ行(101) は行(95) た行(86) スカパー(43) ら行(40) ま行(34) な行(16) わ行(14) や行(10) 最新のトラックバック
ブログジャンル
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
画像一覧
|
盗賊に捕らえられていたところを将軍・王生(陳坤:チェン・クン)によって 助けられた小唯(周迅:ジョウ・シュン)は一目で王生に恋心を抱いてしまう。 身寄りのない小唯を屋敷に連れて帰った王生は妻の佩蓉 (趙薇:ヴィッキー・チャオ)に事情を話し、彼女が屋敷で暮らせるよう取り計らう。 小唯はその若さと美貌であらゆる男を夢中にさせてしまうが、 実は彼女の正体はキツネの妖魔であり、人間の心臓を食べることで 永遠の若さを保っているのだった。 一方小唯が人間ではないことに気づいた佩蓉はそれを夫に打ち明けるが 相手にされず、かつて夫とともに戦う仲間であった龐勇(甄子丹:ドニー・イェン)に 助けを求める・・・。 物語のベースは「愛」。 これに尽きる。 愛する男を手に入れるためには手段を選ばない小唯。 それとは対照的に夫のために命を差し出す佩蓉。 2人の女性の間で揺れつつも妻への愛を貫く王生。 実らなかった佩蓉への思いを胸に抱えながら彼女のために妖魔に戦いを挑む龐勇。 さまざまな愛の形が絡み合い妖しくも美しい物語が綴られている。 王生についていくつか思ったこと。 まずは物語の冒頭。 王生が盗賊を倒し助け出した小唯をひょいと肩に担いでその場から立ち去る。 あの端正なマスクでそんなことをされれば小唯に限らずオナゴなら誰でも王生に 惚れるに決まっているではないか! お姫様だっこより私は断然肩担ぎ派だわ。(笑) そして物語のクライマックスで王生が小唯に向かって最後に言い放つ言葉。 「お前を愛してしまったが、自分には佩蓉という妻がいるのだ」 あくまでも小唯の想いを跳ね除けたことは事実だが「ちょっと待ってよ」と興ざめする私。 すでに妻がいるから仕方ない、が本音なわけ? と王生の本心に心底ガッカリしたのだが、 後で考えてみるとあれは小唯を心安らかに成仏させるための嘘だったのかもしれない。 怪異譚「聊斎志異」からの一編が原作だというこの作品、 「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」もまた同小説の中の一編が原作だという。 こうなると他の物語についても俄然興味が沸いてくる。 原作を読むという手もあるができればまた映画化されることを期待。(笑) 佩蓉と小唯。 この2人の女性のキャスティングを知った時、少々意外に感じた。 私の中では貞淑な妻は周迅、妖しい魅力で男を魅了する妖魔は趙薇というイメージ。 しかし物語が始まってみると違和感は瞬く間に消え、 自分の想像力のなさを思い知る。 しかしナンですね。 こういう愛の物語はただ悲しいだけ、とかただ美しいだけでは今ひとつ。 本作のように妖しさや怪奇色が加わってこそ物語がより美しく完成するのだ。 ・・・なんてコトを考えてしまった映画の日。 最後の1席を無事確保でき鑑賞にこぎつけることができて本当にヨカッタわ。 エンディング曲を日本の曲にされたことだけが興ざめだったけどね。 ところで中国では「画皮2」が公開され記録的なヒットとなっているという。 陳坤、趙薇そして周迅と主演3人の顔ぶれもそのまま続投。 ついでにこちらも一挙公開にしてくれればいいのに。 画皮 あやかしの恋 オフィシャルサイト 香港・中国・シンガポール合作
by sabunorihk
| 2012-09-03 07:23
| 合作映画
|
ファン申請 |
||