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時は南栄の時代。 法海(李連杰:ジェット・リー)は弟子の能忍(文章)とともに この世にはびこる妖怪たちを退治する日々を送っていた。 ある日川に落ちた青年許仙(林峰:レイモンド・ラム)を助けたことをきっかけに 千年蛇の精、白蛇(黄聖依:ホァン・シェンイー)は彼を忘れられなくなる。 反対する青蛇(蔡卓妍:シャーリーン・チョイ)を振り切り、 白蛇は人間へと姿を変えて再び許仙の前に姿を現し2人は結婚する。 幸せな結婚生活を送る2人だったが法海は許仙の妻が妖怪であることを見抜き 2人の仲を引き裂こうとする・・・。 何の行事だったかは記憶にないのだが、 小学生の時学校で「白蛇伝」というアニメーションを鑑賞した。 上下2巻からなるこのフィルムの上映をあろうことか教師が間違えて後半からスタートさせ ラストを観てから前半を観るはめになったという間抜けな出来事を思い出した。 その時観たアニメは本作同様中国の四大民間説話の1つ「白蛇伝」をベースに 作られた日本初本格長編カラーアニメーションだったということを今回知った。 まさか体育館で体育座りをしながら見入ったアニメの実写版を 〇十年後に鑑賞することになろうとは・・・。 監督は程小東。 アクション盛りだくさんでCGのチープ感もまた作品の味と楽しめる物語。 まるで人魚姫のように上半身は人間、下半身は蛇の白蛇と青蛇。 その姿はなんとも艶かしいような気色悪いような・・・。 特にお腹のシワが怖いのよ。(笑) 許仙が結婚の挨拶のため白蛇の家族に会いに行くシーンが楽しい。 動物たちを即席の家族に化けさせるのだが 父親(亀)に姜武、母親(ウサギ)に楊千嬅(ミリアム・ヨン)。 あれ?鶏の林雪(ラム・シュッ)とカエルの杜汶澤(チャプマン・トウ)は一体誰?親戚? 「海洋天堂」で親子を演じた李連杰と文章が今回は師匠と弟子。 とはいえ能忍は途中から蝙蝠妖怪と化して顔はあたかも清水アキラ版研ナオコ。(笑) それでも心までは妖怪に染まり切らず、かつての仲間たちに救いの手を差し伸べる。 しかし怒り狂った蛇によって波立った水に修行僧たちが襲われるというこのシーンは やはり日本人であれば受け入れがたい思いが誰しもあると思う。 それを考えると残念ではあるが今後も日本での一般公開はおそらくないだろう。 物語の終盤、自分の行いに疑問を抱き過ちに気づいたことで法海は悟りを開く。 このあたりのエピソードは思い切り不要だったと思う。 それよりもチープ感漂おうとも白蛇と許仙の悲恋の物語をあくまでも 中心に描き切って欲しかった。 塔に閉じ込められる白蛇が最後の最後まで塔の外の許仙と互いの姿を 見続けるシーンはわかっちゃいてもやっぱり切ない。 「主演:李連杰(ジェット・リー)、徐若瑄(ビビアン・スー)」 なんていうガセ情報に惑わされるべからず。 「いや〜ん、劇場到着が遅れて冒頭10分観逃したわ〜」なんて言うヒトは 最後までビビアンの姿を拝むことができない。 あっ出たっ、あっ捕まった、えっこれで終わり!? ってな感じなので。(笑) 2011年 香港・中国合作<「2012夏の香港傑作映画まつり」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2012-08-06 23:27
| 合作映画
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