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多忙過ぎるが優しい夫と1人娘に囲まれ裕福な生活を送る40代主婦ナミ(ユ・ホジョン)。 ある日入院する母親の見舞いに出かけた病院で高校時代の友人チュナ (ジン・ヒギョン)に再会する。 高校時代に仲良し7人組で結成していたグループ「サニー」。 チュナはグループのリーダー的存在だった。 高校以来25年ぶりの再会に喜ぶもののチュナの病は深刻なものだった。 何かできることはないかと問うナミにチュナは「『サニー』のみんなに会いたい」と言う・・・。 この作品が今年の「大阪アジアン映画祭」で上映されていたのは知っていた。 が、限られたスケジュールの中ではどうしても中華圏作品を優先してしまい 韓国映画にまで手がまわらない私。 更にタイトルが今ひとつ興味をそそられないこともあり観逃してしまったのだが、 映画評では絶大なる信頼をおいているとあるブロガーさんが最近鑑賞したようで 「ものすごく良かった」と感想に書かれているのを拝見し、これは・・・とばかりに鑑賞。 結論。 観逃がさなくてヨカッタ〜!これは今年のベスト5入り決定だ。 高校時代肩を並べて笑い合っていた仲間も齢40を過ぎれば それぞれの人生に明暗が出るのも当然。 裕福だけど妻と母以外の自分を持たなくなっている者、 親の仕事の失敗を発端にドンドン人生が暗がりへ転がってしまう者、 きつい姑との同居で自由のない生活を送る者、 結婚せず仕事一筋で成功するものの病をわずらってしまう者など様々。 だけど考えてみれば人生はこれからも続くわけだし 彼女たちの10年、20年後の状況はまた今とはガラリと変わっているかもしれない。 昨日より今日、少しでも自分らしく歩いていけたらいい。 7人組という設定はどうなのだろう・・・と思った。 6人にしたら少しだけ物語がコンパクトになってよかったのでは?と考えたのだが そこには私の知らない韓国ならではのエピソードがあった。 韓国で「7人の女性(セブン・シスターズ)」とはトラブルメイカーの高校生を意味するとか。 なるほど。それで転校生のナミをグループに入れるときに 「6人じゃカッコつかないからこの子で7人にしようよ」と言っていたのか。 高校時代の彼女たちの日常生活のエピソードを織り込みながら進んでいく。 その2つの時代の交差点が実に自然で違和感を感じさせない。 高校時代&現在を演じるそれぞれの人物もみなどこか面影があって キャスティングの絶妙さに感心。 懐かしい日々を思い出す時そこには必ずその記憶を包み込む音楽が存在する。 「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」「タイム・アフター・タイム」は 彼女たちのお祭り騒ぎのような学生生活のBGMであり、 「ラ・ブーム」のテーマ曲「愛のファンタジー」はナミの淡い初恋のエピソードと重なる。 (ナミが自分をソフィー・マルソーに似てると言うクダリには少しばかり噴き出すと同時に あ、そういえば似てるかも・・・と妙に納得したり) そしてなんといっても「サニー」。 鑑賞後私の頭からこの曲が離れない。 25年前のあの日、7人が舞台で披露することができなかったこの曲のダンスを 喪服姿でノリノリで踊る現在の彼女たちの姿に涙腺決壊。 困難にブチ当たってもこんな風に前を見て笑い飛ばして進んでいこうではないか。 ・・・それにしてもナミ、あんたダンスが上達したわね。(笑) サニー 永遠の仲間たち オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2012-06-18 15:21
| 韓国映画
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