★掲載画像について★
このブログに掲載されている 画像の転載を禁じます。
カテゴリ
全体 香港映画 あ行 香港映画 か行 香港映画 さ行 香港映画 た行 香港映画 な行 香港映画 は行 香港映画 ま行 香港映画 や行 香港映画 ら行 香港映画 わ行 台湾映画 中国映画 韓国映画 タイ映画 シンガポール映画 インド映画 合作映画 その他映画 香港ドラマ 香港よもやま話 香港映画雑記 ごあいさつ 年間ベスト10 未分類 以前の記事
記事ランキング
タグ
劇場鑑賞(425)
DVD・VCD・ビデオ(144) さ行(113) か行(102) あ行(101) は行(95) た行(86) スカパー(43) ら行(40) ま行(34) な行(16) わ行(14) や行(10) 最新のトラックバック
ブログジャンル
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
画像一覧
|
台北の病院に研修医として勤めるマサヒロ(蔭山征彦)とリリー (朱芷瑩 :チュウ・ チーイン)。 マサヒロは東日本大震災で連絡が取れなくなった宮城に住む姉の安否が心配で 仕事に身が入らず主任医師に注意を受ける。 一方リリーは通勤途中に知り合ったシャオシャオという少女の顔や腕に 複数の内出血の痕があることから彼女の家庭環境に問題があるのではないかと 疑い始める・・・。 台北の病院とそこで働く研修医たちを通じて人の命の重さや大切さを描いた この作品をこの夏の台湾公開に先駆け大スクリーンで鑑賞する機会を得られ 大変嬉しく思う。 東日本大震災後、5月には映画制作をスタートし、8月にほぼ撮り終えたと語る 張世儫(チャン・シーハオ)監督は、日本人と結婚した実の妹の体験をきっかけに この作品の製作を決めたという。 監督のその気持ちと震災から1年という早い時間での映画の完成に心から感謝したい。 私が本作品を鑑賞したのは3月15日だったのだが、 3月11日の上映時に鑑賞できなかったことが今更ながら悔やまれる。 正直なところ物語は少々優等生的だと私は感じたし、 特にマサヒロに電話をかけてくる少女の母親とマサヒロが会うエピソードは 不要だったのではないかと思ったのは事実。 だが、それでもこの作品の存在自体の価値を感じずにはいられない。 主演の蔭山征彦氏は1999年に起こった台湾大地震の際に学生ボランティアとして 台湾に渡ったのがきっかけで台湾に移り住み、現在に至っているという。 「海角七號」のナレーションの声の俳優といえばわかる方も多いだろう。 本作で彼の声を聞いた途端、あの作品が頭に蘇ったのは私だけではないはずだ。 会いたい父親宛に電話をかけ、病気と闘うさやか、 父親の暴力にひたすら耐えるシャオシャオ、 先生の家で補習を受け、家庭の温かさを初めて知った高校生の男の子・・・ 一見違和感のあるタイトル「父の子守歌」は、これらのエピソードで語られる 父親と子供たちの結びつきからつけられたのだろうか。 2012年 台湾映画<「大阪アジアン映画祭2012」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2012-03-17 22:10
| 台湾映画
|
ファン申請 |
||