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20世紀初頭の中国。 各地で覇権をめぐり戦が絶えない中、登封市(現河南省鄭州市)にある 少林寺の僧侶たちは生き残った人々を救助していた。 一方傲慢な将軍・候杰(劉徳華:アンディ・ラウ)はその権力を欲しいままにしていたが、 腹心の曹蛮(謝霆鋒ニコラス・ツェー)の裏切りにあい、全てを失ってしまう。 懸賞金のかかったお尋ね者となってしまった候杰は少林寺にかくまわれ、 そこで生活をするうちに出家をし僧侶となる決意をする・・・。 私など単細胞で短気な人間だから 「目には目を」 「救いようのないバカは確実に存在する」 などと考えてしまうワケだが「お前のその考えは明らかに間違っている」と 少林寺の僧侶たちに根性を叩き直された気分だ。 物語の冒頭、権力を盾に傲慢極まりない将軍だった頃の候杰は 血も涙もない実に嫌な人物だった。 そんな徳のない人物に仕える者たちの程度などたかが知れたものだ。 だから腹心の曹蛮が寝返ったところでそれほど驚きもない。 かつて少林寺に逃げ込んだお尋ね者を情け容赦なく殺した候杰だが 自らは静かに死を受け入れる度胸もなく、今度は自分が助けて欲しいと 少林寺に駆け込むのみならず、追ってきた曹蛮をなぜ殺さなかったのかと 僧侶たちに怒りをぶつける下劣さには心底辟易させられた。 それでも人間は変われるのだ。 少林寺で修行を始めてからの候杰の欲や憎しみから解き放たれたその姿に 以前の面影はまるでない。 最愛の一人娘の命を奪った敵、曹蛮に対して敵をとることではなく 彼を正しい道へと導くことを出来るのは自分だけだという思いにまで至った 候杰の姿は凛として美しい。 その思いは最後の最後に曹蛮にも届いたはずだ。 この「やられたらやりかえして終わり」ではなく、 「わが身を投げ出しても相手を正しい道へと導く」という考え方は 特にアジア人の心には深く響くものだと思う。 少林寺の中心となる3人の僧侶の生き様が心に残る。 浄能を演じた呉京(ウー・ジン)のアクションについては言わずもがなだが 浄空を演じた延能(シー・イェンレン)は最近いくつかの作品で印象に残っている 役者だが(特に「葉問」)本作では最期の戦いぶりの壮絶さに惚れた! このヒト、12歳から11年間少林寺に帰依し修行したという経歴を持つという。 今回のジャッキーは緊張が続く物語の中で唯一ホッとできる役どころ。 子供の修行僧たちとの息もピッタリで思わず笑みがこぼれる。 ジャッキーの中華ナベでの豪快な炒め物シーン、好きです。 少林寺の物語とはいうものの、派手な爆破シーンの連続で 一体どこまで破壊すれば気が済むのだ!?と私が予想していた(希望していた?) ストーリーとは違っていたのだが、陳木勝(ベニー・チャン)監督だからこうなるか。(笑) 新少林寺/SHAOLIN オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2011-11-23 00:54
| 香港映画 さ行
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