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清朝末期の中国。 衰退の一途をたどる現状から祖国を救うため革命に燃える孫文 (趙文瑄:ウィンストン・チャオ)と彼の右腕ともいえる黄興(成龍:ジャッキー・チェン)。 武装蜂起失敗を繰り返し、多くの仲間を失いながらも新しい中国の夜明けを志す 彼らの姿を描く物語。 「孫文ー100年先を見た男」「孫文の義士団」そして本作とここ1,2年の間に 孫文にまつわる作品を3本観た。 そのうち2本で孫文を演じている趙文瑄(ウィンストン・チャオ)は私の中で 孫文そのものとなりつつある。 観終えての感想はというと「映画というよりも歴史の勉強をした感じ。」 孫文のゆるぎない使命感と行動、そしてそれに賛同し 革命に燃え命を落としていく若者たちの姿を淡々と描く。 ドラマ的な面白さでいえば滅びつつある清朝内部での隆裕皇太后 (陳冲:ジョアン・チェン)や袁世凱(孫淳:スン・チュン)のエピソードあたりだろうか。 特に隆裕皇太后のいかにも芝居じみた泣き落としの場面は緊張感と滑稽さが絶妙。 さすが貫禄の陳冲といったところ。 更にジャッキーのお相手は革命同志の徐宗漢(李冰冰:リー・ビンビン)という 娘ほどの若さの女性であるのはいつものお約束。 考えてみたらジャッキー演じる黄興の年齢が不明のため一概に 若い嫁とも言い切れないか・・・。 しかし身の安全のための偽装夫婦だった2人は一体いつの間にホンモノの夫婦へと 変わっていったのか? 気がついたら「お腹にあなたの子が・・・」という徐宗漢のセリフに 「えぇっあんたたち一体いつの間に!?」と驚いたのは私だけではないだろう。 ところで私は当然のように字幕版を鑑賞したのだが、 この作品に関しては吹き替え版の方がオススメ。 画面の下部分に出るセリフの字幕と横に出る登場人物についての説明を 一気に読み取るのは至難の業。 そしてこれは完全に個人的な好みなのだが、 人物の名前等の表示が簡体字だったのに気分が滅入った・・・。 (中国映画だから仕方ないのだが・・・) ジャッキー100作目の本作。 インタビューで彼が言っていた。 「今の中国の若者たちはアメリカの文化には詳しいが自国の文化や歴史について あまりにも知らない」 だからこの作品を選んだ彼の気持ちを理解することはできる。 そして現在大作を作ろうとすれば中国本土の資本協力なしでは無理だということも。 それでもあえて私は思わずにいられない。 ジャッキーの100作目は 生粋の香港映画で、彼ならではの娯楽作品にして欲しかった、と。 1911 オフィシャルサイト 中国映画
by sabunorihk
| 2011-11-11 21:10
| 中国映画
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