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タイ、日本、韓国の監督が過去、現在、近未来の釜山を舞台に愛を描いた本作は 第15回釜山国際映画祭クロージングを飾ったオムニバス作品。 「IRON PUSSY」(タイ)(ウィシット・サーサナティアン) タイ人女装スパイ(ミシェル・シャワナサイ)が好きになった韓国人男性は あろうことか次なるターゲットだった・・・。 「kamome」(日本)(行定勲) わがまま女優のせいで映画の撮影が中断し、夜の釜山の街に繰り出す撮影監督 (ソル・ギョング)は裸足の女性(吉高由里子)と出会う・・・。 「LOVE FOR SALE」(韓国)(チャン・ジュナン) 近未来の釜山では自分の愛の記憶を取り出し保存できるようになった。 しかしその一方で、他人の愛の記憶の売買するビジネスが横行。 かつての恋人とその愛の記憶をある組織に奪われたジェイ(カン・ドンウォン)は 組織を相手に恋人と愛の記憶を取り戻すべく行動を開始する・・・。 こんなふうにオムニバスの場合「どれが一番好きか」などと考えてしまうものだが 本作に至っては「どれが一番好きか」ではなく「どれが一番マシか」 (わわっ言っちゃった)と考えてしまうという悲しい事実。 一番無難な作品は「kamome」。 でもあまりにも普通過ぎて私でも思いつきそうなストーリー。 キレイにまとまりすぎて全然面白みがないしドキドキしない。 私が一番魅力を感じないタイプの作品。 「LOVE FOR SALE」はアイデアは悪くないが全く好みではない作品。 回想シーンでこれでもかというほどイチャつく主人公と恋人の乙女チックエピソードに 頭をかきむしりたくなる。キ〜ッ。 こういうのがダメだから韓流ドラマは観ないのよ、私。 おまけにこの作品目当ての韓流オバチャンの鑑賞態度の悪さたるや。 いちいち隣と感想を言い合わないように。茶の間でのDVD鑑賞じゃないんだから。 というワケで一番のお気に入り(・・・いや、気に入るところまではいかないのだが)は ウィシット・サーサナティアン監督の「IRON PUSSY」。 実はもともとこの作品目当てで劇場へ足を運んだのだ。 ウィシット・サーサナティアン監督の前作「シチズン・ドッグ」が素晴らしかったので 本作も期待・・・し過ぎたかも。(笑) くだらない。 実にくだらない。 でもその突き抜けたくだらなさが私に清清しさを運んできた。 一緒に鑑賞したダンナ曰く 「あんなにくだらないストーリー、まるで素人だろ(怒)」 いやいや、素人だったらこんなにくだらないストーリーをあえて作品にはしない。(笑) 普段は冴えない料理人IRON PUSSYはなぜ任務では女装するのか? あの恐ろしい化粧顔のIRON PUSSYをジホン(キム・ミンジュン)は本当に 美しい女性だと思ったのか? ・・・そんな疑問をこの作品にぶつけてはイケナイ。 私個人的にはIRON PUSSYが身にまとう黄色いケープ型マントとか キラッキラのミッキー時計とかキティちゃんバッグといったアイテムはキライではない。 というか好きかも。(笑) 2人がピクニック気分で食べ物を広げるシーンは最高。 ピクニック用のカゴから皿に乗った鶏の丸焼きが次から次へと出てくる出てくる・・・。 思わずイリュージョンを見ているのかと思った。(笑) 指令のテープの韓国語をタイ語に同時通訳してくれる太っちょ女性職員も 味がありすぎ。 彼女の同時通訳のスキルには思わず目を見張る。 もしかしてテープより先に通訳してたんじゃ?と思えるような。(笑) この「IRON PUSSY」、本作以前にも「The Adventure of Iron Pussy 」という 作品が2003年にタイで公開されている。 主人公のIRON PUSSYを演じているのは本作と同じくミシェル・シャワナサイ。 タイではお馴染み人気キャラなのだろうか?? ところでウィシット・サーサナティアン監督といえば色の魔術師。 本作でもIRON PUSSYの真っ赤な赤頭巾ちゃんマントや黄色いマントといった 差し色のきかせ方が目を引く。 グリーンがかった薄暗い背景や白い壁に映るシルエットなど 印象に残るショットが多い。 いや、でも、一番印象に残っているのはIRON PUSSYの濃〜いメイク顔だけどね。 カメリア オフィシャルサイト タイ・日本・韓国 合作
by sabunorihk
| 2011-10-26 08:45
| 合作映画
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