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中国の荒野の果てにポツリと建つ麺屋。 この店の店主ワン(倪大紅:ニー・ダーホン)はケチな上に妻(閻妮:ヤン・ニー)に 暴力を振るう男。 そんな夫に愛想を尽かしている妻は店に住み込みで働くリー (小瀋陽:シャオ・シェンヤン)と不倫中。 ある日妻は店にやってきた行商人から夫には内緒で銃を一丁購入する。 彼女の目的がわからずおびえるリー。 店の従業員のジャオ(程野:チェン・イェ)とチェン(毛毛:マオ・マオ)は 店主ワンの金庫から未払いになっている給料をいただこうと計画をたてる。 一方地域の巡回警察官のチャン(孫紅雷:スン・ホンレイ)らから 妻の不倫と銃の話を聞いたワンは金でチャンに妻の殺害を依頼するのだが・・・。 張藝謀(チャン・イーモウ)監督がお気に入り作品だというコーエン兄弟作 「ブラッド・シンプル」をリメイクした本作。 私自身コーエン兄弟作品ファンであるが、中でも「ブラッド・シンプル」は とりわけ大好きな作品だ。 だからあえて本作に期待はしなかった。 それはポスターの鮮やかな色使いと登場人物たちの突飛ないでたちが 私好みではなかったこともあるが、 何よりリメイク作品がオリジナルを超えることはほぼないと思っているからだ。 結論。 私はダメだわ、この作品。 相手への嫉妬や恨み、かばう気持ちや誤解が空回りして 思わぬ方向へ転がってしまう人間のおかしさや怖さを描いたオリジナル作品だが 本作ではそのあたりの心理部分が弱くただのドタバタ劇にしか思えなかった。 更に登場人物たちの騒々しさに辟易した。 特に妻のハイテンションさには疲労感が募るばかりで しいたげられてきた彼女の悲しさに同情する気持ちにはなれず。 孫紅雷の演じる警官もなんとも中途半端な役どころ。 いつもの彼の良さが感じられなかったのが残念。 思うに彼はああいう被り物は似合わない気が・・・。(個人的意見) あのスクリーンいっぱいに広がる艶やかな色彩をはじめとする 監督の狙い(摩訶不思議な場所や人物設定など)もわからなくはないのだが・・・ 全てがどこか安っぽく思えてしまい、ことごとく私には受け入れがたい作品だった。 辛口な感想になってしまったが最後に好きなシーンについても書いておこう。 店員たちが流れ作業的に麺を作り上げていくシーン。 まるでピザ職人のようなあの技はブラボー!と思わず拍手をしたくなったほど。 そして巡回警察の隊長役でゲスト出演していた趙本山の存在感には思わずニヤリ。 女と銃と荒野の麺屋 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2011-09-22 21:39
| 中国映画
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