★掲載画像について★
このブログに掲載されている 画像の転載を禁じます。
カテゴリ
全体 香港映画 あ行 香港映画 か行 香港映画 さ行 香港映画 た行 香港映画 な行 香港映画 は行 香港映画 ま行 香港映画 や行 香港映画 ら行 香港映画 わ行 台湾映画 中国映画 韓国映画 タイ映画 シンガポール映画 インド映画 合作映画 その他映画 香港ドラマ 香港よもやま話 香港映画雑記 ごあいさつ 年間ベスト10 未分類 以前の記事
記事ランキング
タグ
劇場鑑賞(425)
DVD・VCD・ビデオ(144) さ行(113) か行(102) あ行(101) は行(95) た行(86) スカパー(43) ら行(40) ま行(34) な行(16) わ行(14) や行(10) 最新のトラックバック
ブログジャンル
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
画像一覧
|
1970年初頭文化大革命最中の中国。 実習生活を送るため高校生のジンチュウ(周冬雨:チョウ・ドンユィ)は ある農村へと派遣された。 その村には抗日戦争時にこの樹の下で処刑された兵士たちの血が地面に染み込み 白ではなく真っ赤な花が咲くという言い伝えのあるサンザシの樹があった。 この村でジンチュウは1人の青年スン(竇驍:ショーン・ドウ)と出会う。 互いに惹かれあう2人であったが時代が壁となり2人の間に立ちふさがるのだった・・・。 原作は中国で300万部を売り上げたベストセラー「サンザシの恋」。 作者の友人の手記をベースに作られたこの物語は 事実に基づいているというまさに純愛物語だ。 ストーリーはハッキリ言ってベタ。 予告編を見れば結末まで全てわかってしまう。 (この予告、いくらナンでも見せ過ぎでしょう。) それでも鑑賞後のこの清清しさは主演の2人の魅力によるところが絶大だ。 ジンチュウを演じるチョウ・ドンユイのちょっと困ったような泣き出しそうな・・・ 男子なら思わずかばってあげたくなってしまうであろう頼りなげな表情の愛らしさ。 まだあどけなさが残るチョウ・ドンユィだがあっという間に垢抜けて 大人っぽくなってしまうんだろうなぁ。 そしてスン役のショーン・ドウはなんとも爽やかで正統派一直線な美男子。 どこか「山の郵便配達」での劉燁(リウ・イエ)と重なる。 このスンという男の子、やたらめったら神出鬼没にジンチュウの前に現れる。(笑) 一体どういう生活してるんだ?お金持ちのご子息とはいえ。 なんてツッコミどころもあるのだが、 ジンチュウとしばらく会うことを禁じられたスンが最後にジンチュウの足の包帯を 巻きなおしてあげながらポロポロと静かに涙を流すシーンは切ない。 この作品の流れの中で映像がスーッとフェイドアウトして その後小説のように文章で物語を語るシーンが時折挿入される。 この構成が映画でありながら小説を読んでいるようで不思議な感覚に陥った。 ラストはわかっちゃいたけどやっぱり涙涙。 スンが天井に貼ってベッドで眺めていたであろう2人で映った唯一の写真。 屈託のない笑顔の2人の姿で涙腺決壊。 最後までジンチュウはスンの名前を呼ぶことができなかったのね。 ジンチュウのその後が語られて物語は終わるが、そのまたその後も知りたい。 サンザシの樹の下で オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2011-07-13 07:14
| 中国映画
|
ファン申請 |
||