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借金の集金をしながら旅をする青年寧采臣(ニン・ツォイサン) (張國榮:レスリー・チェン)は集金帳が雨に濡れ、集金ができなくなる。 宿代に困ったツォイサンは無料で泊めてもらえるという蘭若寺を訪れるが そこは魔物が出るとウワサの寺だった。 その晩ツォイサンは美しい琴の音に誘われるように訪れた湖上の東屋で 小倩(シウシン)(王祖賢:ジョイ・ウォン)という美しい女性と出会う。 たちまち恋に落ちる2人だが小倩は妖怪ロウロウ(劉兆銘:ラウ・シウミン)に操られ、 夜な夜な男性を餌食にする幽霊だった・・・。 昔観た時にはしっとりとしたラブストーリーだわ〜という印象だったのだが、 今回久しぶりに鑑賞してみたらしっとりとした、というよりは ドタバタとした意外にもコメディ色豊かな作品だったことにビックリ。 若かった私は2人の悲恋の部分が相当印象的だったようだ。 しかし何度観ても道士(午馬:ウー・マ)の「道道道道・・・」と唄って踊り狂う ミュージカルシーンと妖怪ロウロウの巨大舌になめまわされて 顔中ヌルヌルになった道士とツォイサンの姿はインパクト大だ。どちらも大好き♪ (確かあのヌルヌルの正体はコンデンスミルクだと聞いた覚えが) 他にも妖怪ロウロウの声の不思議さとか (しゃべっていると女性の声から徐々に男性の声へと変化してしまう) やたらとしなをつくるシウシンの誘いポーズとか 蘭若寺の屋根裏?床下?に住むちょっとマヌケなシオシオのパーな人たちとか 懸賞金目当てに誰彼かまわず切りつけてくる賞金稼ぎとか もっと活躍するのかと思いきや、女の色気に負けてあっという間に ロウロウの餌食となってしまうマヌケな剣の達人(林威:ラム・ウェイ)とか・・・。 そして王晶(バリー・ウォン)監督もちょっとだけ出演していることを今回発見。 懐かしい公開時の前売りチケット。 横並びのキャラクターが可愛くて当時部屋の壁に貼っていた記憶が・・・。 こんなふうにエンターテイメントな(?)作品ではあるが、 基本はやはり昔の印象通り人間と幽霊の切ない悲恋の物語である。 2人が別れまでのつかの間、ともに1本の筆に手を添えながら詩を書き愛を確かめ合う。 このシーンは私の中では5本の指に入る名ラブシーン。 東洋的で恥じらいがあって慎ましやかで美しいことこの上なし。 2人の別れのシーンも素晴らしい。 朝日に当たると消えてしまうシウシンのために小屋の戸を必死で押さえるツォイサン。 生まれ変わるために壺に入りもう2度と会えなくなる最後の瞬間、 最後に一目だけでも互いの顔を見たいと願いながらも叶わぬ思い。 振り向いたツォイサンの目に映るのはすでにシウシンの魂の眠る骨壷が1つ。 嗚呼何度観てもなんて切ない別れなのだろう・・・! 今年になって葉偉信(ウィルソン・イップ)監督によるリメイク作も発表された本作だが、 これがオリジナル!と思っていたら実は本作もまたリメイク作だったのね。 オリジナルは1960年製作の「真説チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」。 やっぱりこちらも観るしかないだろう。 1987年 香港映画<「香港電影天堂」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2011-06-30 13:39
| 香港映画 た行
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