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上海で夫シャンミン(許才根:シュー・ツァイゲン)や子供、孫に囲まれて 暮らすユィアー(盧燕:リサ・ルー)のもとに届いた1通の手紙。 40年前に生き別れた夫イェンション(凌峰:リン・フォン)が台湾から戻ってくるという。 戸惑いながらもイェンションを食事に招き、もてなす一家。 そんな中イェンションの口から出たのは 「残り少ない人生をユィアーとともに台湾で暮らしたい」という言葉だった・・・。 1940年に国民党が台湾に撤退して以来、1987年に規制が緩和されるまで 中国と台湾は分断されてきた。 それにより中国と台湾に離れ離れになってしまったユィアーと イェンションのような家族はかなりの数になるという。 生き別れになった夫が上海にやってきて「自分と一緒に台湾で暮らそう」と言う。 しかし今の自分には裕福ではないけれど優しい夫と子供や孫もいる。 はて、もしも私だったら一体どうするだろう・・・?? 現在の夫との間には長い歴史がある。 かつての夫との間には添い遂げられなかった後悔がある。 この先決して長いとは言えない人生だから自分の気持ちに素直になって 愛を優先させるとしよう。 でも若いときならいざ知らず、年老いてから自分の環境を全て変えることの 大変さはどうだろう。 今は夫が一緒だから台湾でもどこでもOKよ! と思ったところで、万が一夫に先立たれてしまったとしたら・・・。 異国にたった1人。 ユィアーはそこまで考えたのだろうか。 いやいや、ちまちまと考え過ぎてしまったら行動なんて起こせやしない。 決断はエイヤッとしてしまうに限る。 とはいうものの、長年連れ添って出来上がった絆は元夫の前では とるにたらないものなのか。 ユィアーの決断の早さに少しばかり薄情さを感じてしまう。 私にとって一番決断を迷わせるのは現在の夫シャンミンの存在。 このヒト、イイヒト過ぎるのだ・・・。 倹約家の彼が遠方からやってきた大切な客のために、と 大枚はたいて一番高いカニを買い求める。 元夫のとんでもない提案にも「2人がそれを望むなら」と大きな心で受け入れる。 そんな父親の言動に黙っていられない子供たち。 「自分の妻が死んだからお母さんの存在を思い出したのよ!」などと言う始末。 (でも言いたくなる気持ちもわかる・・・) しかし当人たち3人は争いあうでもなく終始和やかな関係。 2人の夫は兄弟の契りを結び酒を酌み交わし、3人で歌を歌い合う。 観ている私までも幸福感で満たされてしまうシーン。 そして最後の最後に3人がたどり着いた結論もまた互いを思い合い出たものだった。 離婚をするためにユィアーとシャンミンが写真館で撮った結婚証明の写真。 寄り添う2人の間には長年の2人の月日と絆が確かに私には見えた。 ところでユィアーを演じる盧燕(リサ・ルー)は1927年生まれの今年85歳! 若く見えるしなんとも可憐な女性だ。 「ラスト・コーション」「インビジブル・ターゲット」に出演していたというが記憶が・・・。 もう1度鑑賞して出演を確かめてみたい。 再会の食卓 オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2011-04-14 23:05
| 中国映画
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