★掲載画像について★
このブログに掲載されている 画像の転載を禁じます。
カテゴリ
全体 香港映画 あ行 香港映画 か行 香港映画 さ行 香港映画 た行 香港映画 な行 香港映画 は行 香港映画 ま行 香港映画 や行 香港映画 ら行 香港映画 わ行 台湾映画 中国映画 韓国映画 タイ映画 シンガポール映画 インド映画 合作映画 その他映画 香港ドラマ 香港よもやま話 香港映画雑記 ごあいさつ 年間ベスト10 未分類 以前の記事
記事ランキング
タグ
劇場鑑賞(425)
DVD・VCD・ビデオ(144) さ行(113) か行(102) あ行(101) は行(95) た行(86) スカパー(43) ら行(40) ま行(34) な行(16) わ行(14) や行(10) 最新のトラックバック
ブログジャンル
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
画像一覧
|
1986年台湾の歓楽街モンガ。 転校早々クラスの不良から絡まれる転校生のモスキート(趙又廷 :マーク・チャオ)は あるグループに助けられる。 彼らはモンガを牛耳る極道ボスの息子ドラゴン(鳳小岳:リディアン・ヴォーン)と 頭脳明晰なモンク(阮經天:イーサン・ルーアン)、アペイ、白ザルの4人組。 そこにモスキートが加わり5人の仲間は極道の道へと進んで行く・・・。 不思議な物語だ。 極道に足を踏み入れた若者たちの荒っぽい日常を描いた物語なのだが その中に固く結ばれた友情と裏切り、真と義理の親子の絆、 淡い初恋が巧みに描かれみずみずしい青春映画になっている。 1986年という設定にしたのはニウ・チェンザー監督(大陸極道のボス役で出演)の 青春時代だからという理由だそうだが、これが作品の大きな魅力となった。 ・・・と思うのは私にとっても80年代は思い出深い時代だからだろうか。 エアサプライの曲であの時代がよみがえり、更に5人が合唱する「愛情陥阱」に感涙。 ところでこの曲って譚詠麟(アラン・タム)校長の曲として認識していたのだが この作品のサントラでチェックしたら草猛(グラスホッパー)の曲になっていた。 一体どちらがオリジナルなのだろう?? というかオリジナルは日本の曲なのね!今回初めて知ってしまった・・・! 荒っぽいエピソードに思わず眼を覆いたくなるシーンも多い。 耳が飛ぶわ、指は飛ぶわ・・・。 それでありながら時折飛び出す妙な可笑しみが漂う空気が小気味良い。 つめた小指を箸でどかしながら新聞を読むゲタ親分には笑っていいやら おびえていいやら・・・。(笑) 極道の修行というのも初めて目にした。 山にこもって地獄の特訓合宿があるとは知らなんだ。 思い切り体育会系のノリなのね。 固い友情で結ばれていたはずの5人があることをきっかけにその関係を崩していく。 モンクの行動の真意は一体何だったのか。 彼はドラゴンに対して「お前のためにやった」と言う。 いつでもモンクはドラゴンの手足となり行動していた。 その根底にあるのは「友情」なのか、あるいはそれ以上のものだったのか。 ラストシーンでモスキートが見た桜。 スローモーションでモスキートの上に散っていく桜の美しさと悲しさに心打たれた。 たとえモンクが否定したとしても、やはり5人の間に熱い友情は存在した。 モンガに散る オフィシャルサイト
by sabunorihk
| 2010-12-19 18:15
| 台湾映画
|
ファン申請 |
||