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スリや詐欺をしながら渡り歩く恋人同士のワン・ポー(劉徳華:アンディ・ラウ)と ワン・リー(劉若英:レネ・リウ)。 しかしある日を境にワン・リーは突如「真っ当に生きたい」と今までの生活から 足を洗うことを宣言しワン・ポーと別れてチベットの高原地帯を彷徨う。 そこでャーケン(王寶強)という名の1人の青年に助けてもらう。 後日仕事をやめ故郷へ帰るシャーケンと列車で偶然再会したワン・リー。 他人を疑わず泥棒なんてこの世にいないと思っているシャーケンは 仕事で貯めた大金をカバンに入れていることを大声で話す。 そんな無防備なシャーケンを見てワン・リーの心配は募るばかり。 なぜなら同じ列車にはワン・ポーや別の窃盗団が乗り合わせていたのだ。 純粋なシャーケンを悪の手から守ってやろうとワン・リーは心に誓うのだが・・・。 現在の中国映画で娯楽作品といえば馮小剛 (フォン・シャオガン)監督、 というくらい勢いのある監督だという。 確かに過去の暗い、重い、といった中国映画のイメージを一新する作品が多い。 その作品も現代物から時代劇、娯楽エンターティメントからシリアスまで 実にバラエティに富む。 ・・・というのは理解できるのだが、私は波長が合わないようだ。 同監督作「狙った恋の落とし方」を観た時にもどうしてこの作品が中国大陸で それほどまでにヒットしたのかが理解できなかった。 すると知人(中国出身者)が言った。 「彼の作品の魅力はセリフの面白さにあるから外国人にはウケが今ひとつなのよ」 なるほどね、と思った。 翻訳はできてもそのベースにある風習やら習慣やら笑いやら (日本でいうところの昔話やイギリスのマザーグースなど)がないから それほど面白さを感じられないのだろう。 私が周星馳の映画を観てもどうしても香港人と同様には笑えないのと同じことだ。 で、この作品だが。 この監督の他の作品同様面白くないわけじゃない。 娯楽大作だなぁ、と思う。 だけどなんとなく田舎臭いのだ、全てが。 劉徳華(アンディ・ラウ)、劉若英(レネ・リウ)、葛優(グォ・ヨウ)、 李冰冰(リー・ビンビン)、林家棟(ラム・カートン)、尤勇(ヨウ・ヨン)と 俳優陣が立派な顔揃えなのも馮小剛作品の特徴のひとつ。 でもその妙な豪華さもまたスマートではないと思えてしまう。 特に馮小剛作品には必ず出演する葛優(グォ・ヨウ)が生理的にダメで。 顔の貧相さが見ていて不愉快になるのだ。(ファンの方およびご本人、スミマセン) それを言うと件の知人がまたしても言う。 「彼は顔で売っているわけじゃなくてしゃべりが面白いのよ。 香港映画でいう周星馳みたいな感じ」 ・・・周星馳はしゃべりの醍醐味が理解できなくても顔を眺めているだけでいいが 葛優の顔は眺めていられない、私は。(笑) そんなワケで結局印象に残ったのは劉徳華が演じるワン・ポーの 意味不明なカツラと劉若英が演じるワン・リーがガツガツとひたすら 北京ダックを食べ続ける姿なのだった。 あ、劉若英のその北京ダックのシーンはよかった。 口のまわりがタレまみれになろうとも彼女は綺麗で知的に見えるから不思議。 2004年 中国映画<鉄道映画特集「鉄道のある風景」にて鑑賞>
by sabunorihk
| 2010-10-22 13:42
| 中国映画
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