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台北北部の小さな町、菁桐。 この町で幼い頃母親に去られた青年モウ(陳柏霖:チェン・ポーリン)は 母親が戻るのを待ちながら便利屋をして暮らしている。 そんなある日この町の駅に1人の女性が降り立つ。 彼女は売り出し中の新人歌手メイ(童瑶:トン・ヤオ)。 彼女は新曲発売直前に突然声が出なくなり台北から逃げ出してきたのだった・・・。 台湾に雪が降ることはない。 このタイトルにはどういう意味があるのだろう。 それが気になっていた。 去っていった母親はいつ帰るの? モウがそう祖母に尋ねると祖母は答える。 「台湾に雪が降ったら帰ってくるよ」 幼いモウは雪が降る日を心待ちにしていた・・・。 台湾というのはどの町を舞台にしてもどうしてこれほど絵になるのか。 またしても台湾で訪れたい町が1つ増えてしまった・・・。 本作の舞台はローカル列車平渓線の終点の町、菁桐。 自然に囲まれたこの町はかつては炭鉱の町だったという。 どこか懐かしさを覚えるのは駅舎を始め多くの日本家屋が残っているからだろうか。 モウが自転車で走り回るお得意先・・・ 友人のウェンディ(紀培彗:テレサ・チー)が看板娘を務めるテラスのあるカフェ、 面倒見の良いおばさんの営む馴染みの食堂、 メイの喉を診てもらう漢方医の馬さんの住まい兼医院 メイが住むことになる、モウが屋根からホースで水を撒き、 屋根の掃除をする知り合いのおばさんの家・・・ 古びて使い込まれたその佇まいはどれも愛しくて愛しくて。 鬱蒼とした緑の山へと続く真っ赤な橋はもみじのような葉が足元に広がり、 モウと台北からメイを探しにやってきた記者のジャック(莫子儀:モー・ズーイー)が 殴り合うシーンでは緊張感広がる2人にはおかまいなしに、 その背景に頭の上をモノレールのようにカタカタと列車が走る。 気がつけば舞台になった菁桐の町についての感想ばかりだ。(笑) 実のところストーリーはそれほど目新しいものでもなく、先も読める筋書き。 それでも素朴な菁桐の街並みと好感の持てる出演俳優陣、そしてメイを演じる 童瑶(トン・ヤオ)の甘く透き通った歌声が優しく心に沁みる作品だった。 台湾に舞う雪 オフィシャルサイト 中国/日本/香港/台湾合作
by sabunorihk
| 2010-02-21 00:38
| 合作映画
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