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1999年、中国返還直前のマカオ。 煙草密輸容疑で定職中の刑事シン(杜汶澤:チャプマン・トウ)は1人の少女と出会う。 彼女の名はヤン(梁洛施:イザベラ・リョン)。 シンと一晩共にした後に彼女が告白する。 あなたの高校時代の恋人が妊娠し、黙って産んだのが私だ、と。 その母も亡くなり1人ぼっちになったヤンはシンのアパートへ転がり込み 奇妙な同居生活が始まる・・・。 数年前に香港行きの機内で観た作品だ。 なぜ今劇場公開(それも1館のみのレイトショー公開)されたのか謎だが とりあえず日本語字幕つきで観られるならありがたや・・・と劇場へ足を運ぶ。 なんせ機内で鑑賞した時には途中で睡眠タイムとなってしまったこともあり 「映像ばかりが先走りで内容がいまひとつな作品だわ〜」という感想。 で、今回改めて鑑賞してみると・・・ 驚いたことに前回とまったく同じ感想だった。(笑) 前回観た時に感じた 「チャプマン・トウがあんなに大きな子供がいる男には全然見えない」 という違和感はあぁ、17歳の時にデキちゃった子なのね・・・と納得したものの、 この2人の関係が気持ち悪くて私は生理的に受けつけることができなかった。 実の父親だと知っていてその男と関係を持つこの少女の気持ちが どう考えても理解できず・・・。 いや、よく考えてみるとヤンの言葉が真実だという証拠はどこにもない。 「初めてつきあった女の目にそっくりだ」と初めて会った時にシンは語ったが、 本当の親子ではない可能性もあるわけだ。 最初にこのヤンという少女に違和感を覚えてしまうと彼女の行動1つ1つが ことごとく気にさわってしまう。 17歳という年頃の少女にありがちな残酷さで、自分を好いてくれている同級生に 自分と父親の関係を恋人の如く(彼女にとってはそういう感覚なのかも) 嬉しそうに語って相手が傷つくことなど考えもしない。 いや、傷つくことをわかった上でそれを楽しんでいるように見えた。 マカオの街並みと古びたシンのアパート。 映像の美しさと流れる時のゆったり感は魅力的ではあるものの、 ストーリーにはまるで惹きつけられなかった。 (で、また途中居眠りを・・・) 犬のイザベラは今の飼い主のもとへ行けてよかったと思う。 ドンドンという名で新しい飼い主の少女と家族とともに幸せに暮らして欲しい。 申し訳ないがダラダラとワケのわからない関係の2人の未来よりも ヤンの手元を離れた犬のこれからの人(犬)生の方が数段気になる私なのだった。 2006年 香港映画
by sabunorihk
| 2009-11-30 14:08
| 香港映画 あ行
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