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子供の頃から耳が不自由で友達もいなく1人ぼっちだったコン (パワリット・モングコンピシット)。 そんな彼が射撃場で知り合った殺し屋ジョーに射撃の腕を見込まれて 殺し屋としての教育を受ける。 与えられた仕事を黙々とこなすコンはある日1人の少女フォンと出会う・・・。 先日公開されたニコラス・ケイジ主演「バンコック・デンジャラス」のオリジナル作品。 やはり、というか当然、というかリメイク作よりはるかにスケールは小さいながら こちらの方が断然好みの作品だった。 ハリウッド版は言ってみれば観光旅行で訪れるバンコク。 それに対して「レイン」はローカル色の濃い、暑くむせかえるあのリアルなバンコクだ。 パン兄弟と言えばスタイリッシュな映像美。 本作でもファーストシーン、モノクロの映像の美しさにドキドキする。 射殺された男から流れる血が床のタイルの溝をゆっくりと伝っていく。 このシーン1つで「この映画好き!」と確信する。 そしてもう1つ印象的だった映像。 ジョーの仇を討つためにコンが日本料理屋に乗り込むシーン。 目的の部屋まで銃を手に廊下を歩くコンの傍らには死んだジョーの姿が。 スローモーションで肩を並べて歩く2人の姿のカッコよさといったら! (このくだりは実は「男たちの挽歌」を彷彿とさせるシーンではあったのだが・・・ 監督はそれを意識したのだろうか??) 耳の不自由なコンが射撃音からも開放されることで人一倍集中力があり、 射撃の腕がいいという理屈はなるほど説得力がある。 1人ぼっちだったコンが初めて手にした友人、ジョーとオーム。 その2人を失った時、自分が何の感情も抱かず指示されるがままに行っていた殺人の 愚かさ、惨さを初めて知る。 自分の大切な人を失う悲しみ。 自分の身に起こって初めて取り返しのつかない罪を犯したことを悔いる。 最期の瞬間のコンの目に泣き叫ぶフォンの姿は映っていたのだろうか。 2000年 タイ映画
by sabunorihk
| 2009-06-20 17:37
| タイ映画
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