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印象が強い。 その頃の彼女には全く興味がなかったのだが年を重ね、 良い塩梅に油が抜けてイイ女になったなーとしみじみ本作を観て思った。 子供を産むのを機に音楽業界での敏腕マネージャーの仕事をやめて 専業主婦になったメイフォン(毛舜筠:テレサ・モー)。 しかし息子も高校3年生となりさまざまな環境の変化とともに メイフォンは再度自分自身の人生と向き合うべく再就職することに。 音楽学校での仕事も順調にスタートしたある日、歌手としてデビューさせたいと 思うフォン・チェン(姜濤:ギョン・トゥ)と出会う・・・。 両親を早くになくし、メイフォンを母親のように慕うフォン・チェンと その姿を見て苛立つメイフォンの息子ヒン(柳應廷:ジャー・ラウ)の 気持ちがどちらも手に取るようにわかる。 更にフォン・チェンがデビューしそれに伴いマネージャーとして同行する メイフォンも多忙になることでヒンは自分の存在がなくなってしまうかの ような苛立ちを抱えてしまうのだ。 クールだがまだ子供で微妙なヒン役をジャー・ラウが繊細に演じていた。 同年代の男子を演じたギョン・トゥとジャ-・ラウはともに「MIRROR」 というアイドルグループのメンバーだという。 映画出演は初というこの2人、役を入れ替えて演じても面白かったかもしれない。 古巨基(レオ・クー)とフォン・チェンのデュエットが楽しかった! 私にとってはレオ・クーは芸能娯楽番組のキャスターというイメージが 強いのだが(大昔やっていましたよね??)歌手なのねーと本作で 再認識してしまったのだった。(スミマセン) しかし彼って全く年をとらないな・・・。 2021年 香港映画<「大阪アジアン映画祭2022」にて鑑賞>
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by sabunorihk
| 2022-03-23 10:18
| 香港映画 ま行
ツッコミどころは満載だ。 監督、脚本を担当するジア・リン(賈玲)が自ら主演を務めているため 主人公が10代には見えずムリがあり過ぎ! とか 目が自由な人を装うエピは完全アウトだろう・・・ とかetc。 ストーリーについても「いわゆるタイムリープものでしょ」と私自身も 「アジア映画だから一応目を通すか」的な気持ちで軽く鑑賞したのだが ラストの畳みかけが実に素晴らしかった。 ずっと母を喜ばせることができなかった娘が自分が生まれる前年の過去に行き 若かりし頃の母親の人生を応援するという物語。 娘の母への思いを描いていると思いきや、実は母親の娘への思いも描いていた という素敵な作品だった。 監督自身も語っているが母親にも自分が知り得ない若かりし時代があり、 さまざまな人生を歩んだ後自分の母となってくれたのだ、ということを 改めて思い知らされる。 タイムリープできない私は生前の母にもっともっと彼女の若かりし頃の物語を 聞いておけばよかった。 #
by sabunorihk
| 2022-01-10 09:46
| 中国映画
重慶マンション、廟街、スターフェリー。 嗚呼、香港へ行きたいなぁ…。 チウ(林家棟:ラム・カートン)が住む重慶マンションの予想外に広くて 物が多い部屋がツボ。 ガムテだらけのソファに緑色の壁、煙草のストックだらけのガラスケース。 駐香港イギリス軍上官だった時代と仲間がチウにとっての人生の宝だったが 現在では借金を抱え黒社会との関りを持ち、昔の仲間ともある事件を境に 疎遠になっている。 そんなある日黒社会に追われチウの家にマニ(ビピン・カルマ)が転がり込む。 異国の片隅で家族で寄り添いあい生きるマニ。 裏の仕事に手を染めながらも弟には真っ当な人生を送って欲しいと 心から願うマニをビピン・カルマが魅力的に演じていた。 他にもチウのイギリス軍時代の仲間に錢小豪(チン・シュウホウ)、 何華超(トニー・ホー)と渋いキャスティングが脇を固める。 とりわけ太保(タイポー)が演じる飄々としつつも凄みある 台湾黒社会のボスのキャラが絶妙。 香港黒社会の手下たちとチウが部屋の中で殴り殴られする長回しのシーン。 とんでもない大立ち回りを横目に煙草をくゆらせ我関せずな太保が素敵過ぎる。 本作は香港政府支援によるオリジナル処女作支援プログラム 「首部劇情電影計劃」入選作であり林家棟はノーギャラで出演している。 2020年 香港映画 <「大阪アジアン映画祭2021」にて鑑賞> #
by sabunorihk
| 2021-08-01 10:24
| 香港映画 た行
邦題、めちゃくちゃノスタルジック過ぎでしょう。 登場する孫は「じいじ」なんて決して呼んでないし。(笑) おじいちゃんと孫の関係が結構強烈で笑った笑った。 孫はおじいちゃんを老いぼれ呼ばわりするしおじいちゃんは 車の運転事故の責任を孫にかぶせようとするし。 このおじいちゃんは偏屈でとっつきにくいというタイプでは決してない。 しかし孫からしたら二言目には「戦争中は・・・」と始まるおじいちゃんの話は 「時代錯誤」だしあまりにもアナログで付き合い切れない。 自分の非を認めず孫に対して「お前が自分の意見を貫き通していたら こんなことにならなかった!」と怒鳴り散らすおじいちゃんってどうよ。 2人のやりとりを見ているとどちらが大人でどちらが子供だか 一瞬分からなくなることが…。(笑) かつての戦友の死を知りお葬式に参列するため天津経由で北京までの旅をする おじいちゃんと孫。 移動手段は寝台車、車、長距離バス、徒歩、ヒッチハイクと多岐にわたる。 そうしようと計画したわけではなくそうせざるを得なくなるのだ。 ドタバタとさまざまな事件に見舞われケンカしながらの2人旅にワクワクする。 畑のスイカを頬張り青空に流れる雲を見上げる。 「あなたたち兵士の皆さんが戦時中に頑張ってくれたから今日の中国がある」 と言われる姿を見ておじいちゃんを誇らしく思う孫の素直さに思わず微笑む。 旅を通して変化していくのは2人の関係だけにとどまらない。 同居する長男家族、そして北京の途中で立ち寄る娘の家族もさまざまな 風向きが変わっていく。 ほのぼのした物語の一方でおじいちゃんの戦時中のエピソードは胸に突き刺さる。 目的地での戦友のお墓での回想シーンや飛行機には乗らないと言い張る理由。 このあたりのバランスもよい良作だった。 2021年 中国映画<「大阪アジアン映画祭2021」にて鑑賞> #
by sabunorihk
| 2021-07-15 10:27
| 中国映画
陳可辛(ピーター・チャン)監督作品なので鑑賞。 決して面白くなかったわけではない。 しかしいかんせん私は中国のバレーボール史をほぼ知らない。 鞏俐(コン・リー)が演じる現中国監督であり中国バレー界の 名選手郎平の存在すら本作で初めて知った。 (ちなみに郎平の現役時代を演じるのは郎平の実の娘だという。) 1980年代の練習シーンは強烈。 まるで昔のスポ根漫画を見ているかのよう。 更に「お国」を背負っているのだから「打倒日本」の気迫が凄い。 1981年に大阪で行われたワールドカップで中国女子バレー国家代表チームが 優勝したという事実も全く記憶になかった。 臨場感あふれる日本VS中国の試合のシーンは見応え十二分。 横山樹理、江上由美といった懐かしい全日本メンバーの名前が飛び出し 無意識に日本チームを応援してしまう自分がいるのだが。(笑) 中国女子バレーの物語であると同時に郎平の半生を描いている物語。 そして代表チームのサブマネージャーを演じる黄渤(ホアン・ボー)との 長年に渡る友情の物語でもある。 それにしても… 壁にぶつかってくじけそうになってもなにくそ!といきり立つ気持ち。 最近そんな強烈な感情から遠ざかってしまった自分が少し寂しい。 2020年 香港・中国合作 <「大阪アジアン映画祭2021」にて鑑賞> #
by sabunorihk
| 2021-07-10 10:21
| 香港映画 た行
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