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魅了し続けた啓徳空港。 閉港10周年を迎えた2008年、有名な香港カーブの再現や 当時の面影を尋ねるなど空港へのオマージュを高らかに謳い上げる。」 香港に住み始めた頃、日本人向けレンタルビデオショップで少しの間バイトをしていた。 紅磡(ホンハム)の八百伴(ヤオハン)にあるショップでの仕事を終えて家への帰り道。 途中の九龍[口唐](かおるんとん)駅でバス停に並びながら頭の上を通過する 飛行機をいつも眺めていた。 そこから空港まではほど近く、飛行機はかなり低空で飛んでいく。 付近に住む人達には歓迎されるものではなかったかもしれないが、 私は通過する飛行機のお腹を眺める夜のバス停でのひと時が大好きだった。 啓徳空港を知るヒトたちが口を揃えて言うのと同様、 私にとっても啓徳は大好きな空港だった。 高いビルの間をすり抜け、着陸寸前に右急カーブを切る「香港カーブ」で着陸する 昼間のフライトは迫力満点でまさにエンターテイメントだった。 着陸すると真っ先に目に入るのは向こう側のビルにある「紅雙喜(ダブルハピネス)」 の特大看板。 あの看板を見ると「ただいま香港」と思わずつぶやいたものだ。 そして夜の到着フライトもまた素晴らしい。 イルミネーションで彩られた宝石箱のような香港の街中に突っ込むように着陸する機体。 夜のフライトでは滞在時間が短くなって半日損した気分になるはずなのに 私が夜の到着便をより愛していたのはやっぱりこの着陸の楽しさからだったのだろう。 この本には今はもう1度会いたくても会うことができない懐かしの啓徳空港内部の さまざまな場所の写真が紹介されている。 例えばガッシリとしたクラシカルな作りのチェクイン・カウンターやら 派手な黄色で統一されていた案内板やら空港出口にあったマックやら・・・。 どれも写真を見ながら「あったあったあった!!」と思わず声をあげてしまう。(笑) 友人を迎えに行った時の待ち時間にこのマックにはどれほどお世話になったことか。 そして団体出口。 香港に通い始めて最初の頃だけは何度かツアーを利用した。 その時に必ず利用する団体出口。 ここがバスや車の排気ガスと熱気でムンムンしていて空気は悪くて。(笑) 香港に到着して最初の印象がここじゃ悪すぎなんじゃないの〜と余計なお世話なことを 考えてしまう場所だった。 今さらながら、あのコンパクトでクラシカルな啓徳空港への愛がつのるばかりだ。 それでも、もう会うことはできなくてもあの空港の記憶があるということこそ 私にとっては宝モノだと考えたい。 ところでこの「啓徳空港」のネーミング。 この土地の持ち主だった啓さんと徳さん2人の名前からつけられたものだったという。 閉港10年にして、この本のお陰でこんな真実も知ることができた。 #
by sabunorihk
| 2008-11-09 07:23
| 香港よもやま話
※ この感想は物語の結末に触れています。 貿易会社を経営するプレイボーイの捍東(ハントン)(胡軍:フージュン)は 一夜の遊びのつもりで大学生の藍宇(ランユー)(劉燁:リウ・イエ)を誘う。 一方の藍宇もまた小遣い稼ぎと割り切って捍東の誘いに応じる。 そんな出会いから10年にも渡る2人の愛の物語。 あらすじを書いてしまえばオーソドックスなラブストーリーだ。 この作品にとって男性同士のラブストーリーであるというのはそれほど重要ではない。 インタビューでリウ・イエもそのあたりを意識しすぎることなく演じたと語る。 一方の胡軍は捍東の心の動きを演じることにかなりてこずったようだ。 最後まで悩みながら捍東を作り上げていったという。 そんな2人の役作りへの取り組みはピュアでまっすぐな藍宇と どこかで自分を抑えるようで複雑な心の持ち主の捍東を見事に表現していると思う。 關錦鵬(スタンリー・クワン)監督がリウ・イエに言った言葉が印象的だ。 「君はこの映画の中で胡軍を愛さなくてはならない。彼におぼれるんだよ。」 その言葉通りこの作品のリウ・イエは確かに胡軍を愛していた。 胸が締めつけられるほどに。 2人の関係が始まるときから捍東は言う。 「お互いの全てを知ってしまったら2人の関係は終わりだ。せいぜい楽しもう」と。 初めて人を好きになってしまった藍宇は年上の彼の言葉に素直にうなずき 時おり心配げに捍東に「もう全てをわかってしまった?」と問う。 いずれ別れはやってくる。 その時に少しでも傷を深くしないようにと藍宇は捍東への想いを押さえようとする。 だが、そんな気持ちとは裏腹に彼への愛情は日に日に増していくのだった。 捍東の別の男性との浮気、女性との結婚、そして離婚。 プレイボーイながらも捍東はどこかで人並みな生活を手に入れようとする。 別れと再会を繰り返す2人。 別れのたびに藍宇は悲しみに打ちのめされる。 泣いて捍東を罵倒したところで、捍東に再会し抱きしめられると どんなに彼を愛しているかを思い知らされてしまうのだ。 一方の捍東も10年かかってやっと藍宇が運命の相手だと気づく。 しかしそんな2人の間には悲しい結末が待っている。 目をさますことのない藍宇の横で崩れるように膝を抱えて声を出して泣く捍東。 どうして人が大切なものに気づくのはいつでも遅いのか。 黄品源の唄うテーマ曲をバックに捍東が運転する車越しに見える移りゆく 寒々しい風景が美しいラストシーン。 藍宇への思いを抱えてうっすらと微笑む捍東の姿が切ない。 2001年 香港映画 #
by sabunorihk
| 2008-11-05 19:06
| 香港映画 ら行
西暦208年。 帝国を支配する曹操(張豊毅:チャン・フォンイー)は、いよいよ劉備(尤勇:ヨウ・ヨン)軍、 孫権軍の征討に向け80万の大軍を率いて南下を開始した。 最初の標的となった劉備軍はわずか2万。 撤退が遅れ、曹操軍に追いつかれてしまい全滅の危機に。 しかし、関羽(巴森扎布:バーサンジャブ)と張飛(臧 金生:ザン・ジンシェン)の活躍で どうにか逃げ延びることに成功する。 軍師の孔明(金城武)は、劉備に敵軍である孫権との同盟を進言、 自ら孫権のもとへと向かう。 しかし、孫権軍では降伏論が大勢を占めており、孔明は若き皇帝孫権 (張震:チャン・チェン)の説得に苦心する。 そんな時、孔明は孫権軍の重臣・魯粛の導きで、孫権が兄と慕う司令官・周瑜 (梁朝偉:トニー・レオン)と面会することに。 最初は互いに警戒心を抱いていたものの、次第に2人は相手への尊敬と 信頼を深めていく。 以上あらすじはallcinemaより。 なんせ原作の三国志をキチンと読んでいないのでまるで予備知識ナシな私。 だからこのあらすじを語るのも大変なのよ・・・というワケで今回は手抜き。(笑) そんな予備知識ナシな私でも戸惑うことなくみっちりスクリーンに釘づけ状態。 華麗に繰り広げられる壮大な物語の醍醐味に酔いしれあっと言う間の2時間半。 だけど原作を頭に入れておいた方がよりこの作品を楽しめることは間違いないだろうな。 私なんかはあの時代の物語で尚且つ男たちが馬に乗って走って戦っているだけで 大満足バカなのでもうもう何も言うことなんかないのだが。(笑) 戦のシーンがもっと全体を占めるのかと思いきや、周瑜と妻小喬 (林志玲:リン・チーリン)のエピソードや孔明が周瑜のもとを訪れてともに戦うことに なるまでの心の歩み寄りのエピソードなど(2人の夢のようなセッションシーンもあり 笑) 戦以外のパーツも丁寧に描かれている。 例によって劇場では吹き替え版の方が客の入りは良さそうだが、 この作品に限っては吹き替え好きの方々も字幕版の方が良いのでは・・・?と思う。 なんせ、私のように三国志に詳しくないヒトにとっては登場人物の名前がクセモノだと 思うのだ。 だから言葉で名前を語られるより、文字で確認しながらの方が頭に入りやすいかと。 ま、大きなお世話ですけどね。 それにしてもこの作品、なにしろキャスティングの収まりが良い。 適材適所という感じ。 私の一番のお気に入りは物語のスタートからホレボレする戦いを見せてくれる 趙雲役の胡軍(フージュン)。 劉備の大切な息子を背負い戦う戦う。そして強い! 楽しみなことこの上なし! そして張震(チャン・チェン)も神経質な雰囲気の孫権にはピッタリだ。 側近の言いなり状態だった孫権が自分と向き合い、周瑜とともに戦うことを宣言する エピソードは観ている私も思わず力が入った。 当初出演する予定だった周潤發(チョウ・ユンファ)は一体どの役だったのだろう。 私の予想ではおそらく曹操ではないかと思いきや、意外なことに劉備だったという。 その後劉備は尤勇が演じることとなり、周潤發は周瑜役へ。 しかし結局は折り合いがつかず、当初孔明役にキャスティングされていた梁朝偉が 周瑜へ、孔明役には金城武がおさまったという。 しかし出来上がってみれば現在のキャスティングで良かったのではないだろうか。 梁朝偉の孔明はハマリすぎで面白みに欠けるし周潤發の周瑜は貫禄がありすぎだ。 あ、ハトはもちろん登場。 吳宇森(ジョン・ウー)作品には必須アイテムだもの。 でも今回のハトは一味違う。ちゃんと任務があるのだから。(笑) それにしても気に入らないことが1つ。 吳宇森(ジョン・ウー)というと枕言葉は「ミッション・インポッシブル2の」、なわけ? それは勘弁して欲しい。 絶対に「英雄本色(男たちの挽歌)の」、だろう。 レッドクリフ オフィシャルサイト 中国・台湾・韓国・日本・アメリカ合作 #
by sabunorihk
| 2008-11-03 23:14
| 合作映画
こんにちは。 sabunoriと申します。 香港へ初めて足を踏み入れたのは1986年頃。 一瞬にして私はこの街に一目ぼれしてしまいました。 あれからすでに20年以上。 一体いつになったら私の香港熱は冷めるのでしょうか。 このブログは私のメインブログ「龍眼日記」の中から香港映画を中心とした アジア圏映画のレビューのみを抜粋して構成されています。 メインブログにも今のところは同じレビューが残してあります。 今後アジア圏映画はこちらに移してしまうか、2本立てのまま続けるか今はまだ模索中。 そんなことをして意味はあるのだろうか・・・?とは私も思うのですが、 どうしても大好きなアジア圏映画だけのブログを作りたくなったのです。 これからしばらくはチョコチョコ工事しながら進めていくと思いますので どうぞヨロシクお願いいたします。 2008年11月1日 #
by sabunorihk
| 2008-11-01 23:32
| ごあいさつ
父親(林雪:ラム・シュッ)の営む海鮮店を手伝いながら歌手になる日を夢見る アヘイ(蔡卓妍:シャーリーン・チョイ)。 彼女は父親のツテで芸能人プロダクションで働くハリー(陳小春:ジョーダン・チャン)の 下で働くこととなる。 ハリーは無愛想でつっけんどんだし、売れっ子シャドウ(周麗淇:ニキ・チョウ)の 運転手をするハリーの弟阿樂(余文樂:ショーン・ユー)もちょっと変わり者。 それでもアヘイは持ち前の明るさで毎日元気いっぱいだ。 そんなある日、会社の方針で売れっ子シャドウの歌手デビューが決まる。 ところが実はオンチのシャドウに代わってアヘイが彼女の影武者として唄を唄うはめに。 香港芸能事情にはとんと疎い私ゆえ、長年の間人気デュオ・TWINSの片割れが 誰なのか知らないままだった。 そうか・・・このシャーリーン・チョイだったのね。 彼女のアンパンみたいなまん丸フェイスにクルクル動く瞳、そしてあの透き通った声。 きっと素の彼女もアヘイみたいに周りを和ませてくれる女の子なんだろうなぁ・・・と いう雰囲気がスクリーンを通しても伝わってくる。 無愛想なハリーや変わり者な阿樂じゃなくたって彼女にかかったら みんな心を開いてしまいそうだ。 自分を押し殺して明るくシャドウの影武者に徹するアヘイの健気さにツンときて、 (お父さん役のラム・シュッも好演。本当に良い老頭(オヤジ)だぁ) それでも自分を信じて進めばきっと夢は叶う!と思わせてくれる可愛い作品。 観る前はアヘイと絡むのかしら、と思っていた阿樂とシャドウのラブストーリーや、 ハリーと元恋人とのジタバタ大人の探り合いのエピソードもうまいアクセントになっている。 ラストのコンサートシーンではハリーの奏でるトランペットの音色を背に 背筋を真っ直ぐ伸ばして会場へ飛び出すアヘイに思わずファンと一緒に拍手喝采だ。 しかしなんといってもこの作品の主人公はこのテーマ曲。 香港好きな方だったらこの曲のイントロに胸がキュ〜ン!と来て 今すぐパスポートを鷲づかみして香港へ行きたくなること間違いなし、だろう。 2003年 香港映画 #
by sabunorihk
| 2008-11-01 10:25
| 香港映画 た行
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