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一連のジミー・ウォング主演作品をキチンと鑑賞したことがなかった。 偶然にも鑑賞した本作が彼の代表作となった片腕ドラゴンシリーズ (と言ってしまっていいのだろうか??)の第一作目だったとは・・・ 今後続編などを追っていく上でラッキーな選択だった。 1967年の作品。 奇抜さが際立つ作品なのかと思いきや、ストーリーがかなりしっかりと 作り上げられていて驚く。 いや、張徹(チャン・チェ)監督作品だと知った時点で 私の期待を裏切ることはないと思っていたがやはり納得の面白さだった。 師匠の娘であるペイ(潘迎紫)のわがままで強烈な自己中キャラぶりに 度肝を抜かれる。 思いを寄せるカン(王羽:ジミー・ウォング)に振り向いてもらえなくて 癇癪を起こすかのように彼の片腕を切り落とすなんて・・・ひぃ~~~っ。 片腕を失ったカンを助けて看病をするシアマン(焦姣)はペイとは 対照的に控えめで芯の強い女性だ。 幼い頃武術家だった父親を殺され母親と2人苦労をしながら生きてきた彼女は 「英雄たちは面子で戦う」と言いカンに自分とともに普通の生活を営むことを 切望する。 そんなシアオマンの思いに答え、父親の敵討ち、師への恩義を果たしたカンが 選んだ人生に思わずガッツポーズ。 ところで本作をリメイクして製作されたのが「ブレード/刀」だという。 おおそうなのか!と驚いていたが「ブレード/刀」の感想をチェックすると ガッツリとその旨を書いていた。 (すっかり記憶の刀・・・もとい、彼方) その時に「オリジナルである本作も鑑賞したい」と記していたが 10年経ち、やっとその希望が叶ったということになる。 1967年 香港映画 #
by sabunorihk
| 2020-12-17 10:11
| 香港映画 か行
何はともあれリディアン・ヴォーン目的で観なければ!と 公開時に意気込んでいたものの、どうにも時間が取れず 劇場鑑賞を観逃した作品。 ・・・うん。結果オーライ。 お家鑑賞で十分な作品だった。(笑) サイバーなミッションの内容については特に語るほどの話ではないので 割愛させていただく。 容貌が若き日のクリストファー・リーヴみたいだったリディアン・ヴォーンは 期待はずれ。 昔に比べてイギリス人の血が顔面濃度を上げているような気がする・・・。 ショボい内容でも(失礼!)愛すべき作品は数多ある中 どうして本作にはそれが持てなかったのかを考えるに 思いあたるのは「キャスト陣に好感が持てない」という点が大きいようだ。 主演のゲームおたく男子を演じる小動物感半端ないハンギョン、 リディアン・ヴォーンの相棒を演じる全く華を感じないリー・ユエン、 悪役としての大物感を感じられない山下智久、 そしてなぜこの役を引き受けたのかわからないリディアン・ヴォーン。 台湾、中国、日本が集結したアジアの共演、舞台はクアラルンプールという アジア贔屓の私にとっては盛り上がりたかったのに盛り上がりそこねて んもう、どうしてくれるのよこの期待ハズレ感はっ!という感じだ。 唯一嬉しかったのは廖啓智(リウ・カイチー)の登場。 香港警察という役柄で主演のハンギョン演じるリーに向かって 「香港ではお前を守ってやるよ」的なセリフがあったから お!?物語の後半の舞台は香港か?と期待したがこのハナシも 廖啓智もそのままフェイドアウトしてしまい・・・。(涙) 山Pも「英語と中国語のセリフを頑張った」という評価では ご本人も満足とは言えないだろう。 今後もアジア映画への出演を考えているのだとしたら 頑張っていただきたい。 サイバー・ミッション オフィシャルサイト 2018年 香港・中国合作 #
by sabunorihk
| 2020-12-16 10:06
| 香港映画 さ行
今年の大阪アジアン映画祭鑑賞作品の中で最も心を揺さぶられた作品。 観客賞を受賞・・・当然過ぎる結果だろう。 曾國祥(デレク・ツァン)監督はすでに香港を代表する監督の1人に なったのだなぁと改めて感じた。 冒頭から衝撃的な展開。 同級生からのいじめを受けていた同級生の自殺。 校舎から校庭に飛び降りた同級生の姿を校庭を取り囲むように建つ 校舎のベランダから我も我もと写真を撮る生徒たちの姿に心がきしむ。 彼女の死によりいじめの対象がニエン(周冬雨:チョウ・ドンユイ) へと移る。 執拗で陰湿ないじめのエピソードが続く中、彼女が偶然出会う 不良少年シャオベイ(易烊千璽:ジャクソン・イー)にボディガードを 依頼することで2人の絆は深まっていく。 最終的に起こってしまう悲劇に対する2人が出した決着。 共有する秘密を必死に守り抜こうとする2人の絆の強さに胸を打たれる。 そんな2人に対して真実と向き合うことの大切さを説き執念で 迫る刑事の姿もまた真っ当な大人として描かれている。 刑事により真実を明かすニエンがシャオペイと顔を合わせ、ともに 泣き笑いになる表情は「バレちゃったね」と言いあっているようで 2人の関係を一番感じられる忘れられないシーンだ。 周冬雨は曾國祥監督作「七月と安生」に続いての続投。 撮影当時27歳だったというが高校生役に全く違和感がないことがスゴイ。 易烊千璽は17歳だったそうなのだが10歳の年齢差は微塵も感じられない。 むしろシャオペイの方がお兄さんに見えるほど。 残念なのはラストに中国におけるいじめや自殺の減少への取り組み的な 説明が入ること。 これなしでは中国での公開にこぎつけることができなかったという 大人の事情は容易く想像できるのだが・・・。 2019年 香港・中国合作<「大阪アジアン映画祭2020」にて鑑賞> #
by sabunorihk
| 2020-12-15 09:40
| 香港映画 さ行
行方不明になった我が子を必死に探し続ける親・・・ というと中国映画「最愛の子」を思い出す。 しかし本作は当事者や関係者たちの心のひだを丁寧に描いた 「最愛の子」とはあまりにも違うアプローチの「これぞ韓国映画」な 作品だった。 「最愛の子」で愕然としたのは子供を探す夫婦から金をだまし取ろうとする 詐欺師たちの存在。 どれだけクズな人間が世の中には存在するのだ・・・と憤りを感じた記憶があるが 本作では子供が遊び感覚で偽情報を両親にメールする。 その情報に一縷の望みをかけた父親が車の事故で死亡してしまうという あまりにも悲惨な結末に冒頭から胸がざわつく。 その子供たちに悪気はなかったと言われてもそのクズ過ぎる行いを 私は許すことが出来ずにいた。 このエピソードをはじめとして想像を絶するクズたちが次々に登場する。 特に子供への虐待シーンが多すぎて「もう勘弁してください」と何度も 目を伏せてしまう。 主人公である子供を探す母親の愛や執念よりも虐待や暴力シーンの強烈さが 印象に残り心が晴れない。 それでも唯一の救いは1人の男の子の人生を救うことができたという事実。 しかしそれと表裏一体に起こった悲劇の「オチ」をどう受け止めればよいのか 戸惑ってしまう。 ラストのその後のシーンで少しばかり心は穏やかになるものの もう1度観るか?と問われれば即答で「絶対に観ない」と答えるだろう。 ブリング・ミー・ホーム 尋ね人 オフィシャルサイト #
by sabunorihk
| 2020-12-05 10:47
| 韓国映画
「辞書づくり」がテーマの作品というと真っ先に頭に浮かぶのは 「船を編む」だ。 温かみを感じるポスターのイメージも手伝い、本作もまた同様な感触の 作品なのかなと勝手にイメージしていたら全く違っていた。 日本統治下の朝鮮半島が舞台。 朝鮮語を奪われ日本語を話すことを強要され名前までも日本名に 変えられていく中、自分たちの言葉を消さぬために辞書を作ろうと する者たちの物語。 ふとしたことから朝鮮語の辞書作りにかかわることになるパンスを演じる ユ・ヘジンが上手すぎる。 学もなく何度も刑務所に入りながらも2人の子供はしっかり育てるパンス。 彼が字を学んで子供たちに宛てて書く手紙のシーンは涙腺決壊。 貧乏ながらも真っすぐ育つ彼の2人の子供たちの演技も素晴らしい。 特に娘のスンヒの天使のような笑顔にどれだけ心を洗われたことか・・・。 「(日本名より)キム・スンヒがいいな」とつぶやく姿に胸をつかれた。 その言語でしか説明できない微妙なニュアンスというものが存在する。 言葉はその土地に根付いた風土や習慣とともに育まれるものであり 自分たちのアイデンティティそのもの。 その母国語、自分の名前を奪われるということの辛さ。 想像だけでは当事者たちの憤りや悲しみにははるか及ぶはずもないが どのような状況であろうとも日本が行ったこれらの事実はあまりにも悲しい。 もちろん過去の出来事は変えることはできない。 それでも少なくとも過去を知ることは私たちにもできるのだ。 マルモイ ことばあつめ オフィシャルサイト #
by sabunorihk
| 2020-12-04 07:09
| 韓国映画
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